■ 小諸処分場訴訟:ブログ名誉毀損、原告の請求棄却 判決 /長野
毎日新聞 2015/01/16
小諸市の廃棄物最終処分場運営会社「イーステージ」(鈴木宏信社長)が、市民団体「放射能を考える佐久地区連絡会」による同社処分場についてのブ ログの記述で名誉を毀損(きそん)されたとして、連絡会の長岡直仁代表(55)に1040万円の損害賠償を求めた訴訟で、長野地裁上田支部は15日、原告 の請求を棄却した。
判決で永井秀明裁判長は、記述は「原告の社会的信用を低下させ...述 ...
関連(本ブログ)
■損賠提訴:「ブログで名誉毀損」 佐久などの廃棄物処理会社2社、市民団体代表を /長野(2013年07月30日)
参考 日本消費者連盟HP
■フジコーポ放射能焼却灰裁判にご支援を « 日本消費者連盟
2011年7月から、高濃度の放射性物質を含む焼却灰を大量に埋め立ててきた小諸市のフジコーポレーションとイーステージに、その安全性を疑問視し てきた「放射能を考える会」が訴えられました。「処分場下流で調査した水質に有機物質の漏えいの疑いがあることおよび焼却灰を搬入する際に舞い上がりがあ る疑い」をブログに掲載したことへの名誉毀損に基づく損害賠償請求訴訟で、2社の請求する損害賠償額はあわせて2000 万円を超えるというものです。
この訴訟は、アメリカでは半分の州で禁止の法律があるほどの悪質なスラップ訴訟(口封じ訴訟)と疑われるものです。今後、このような訴訟が頻発するようになると、一般市民は、大企業や行政に率直にものが言えなくなる可能性があります。
「放射能を考える会」では、埋立地の危険性を徹底的に調査し、この裁判に勝利して、佐久地域の子どもたちに、より安全な環境を残していくことを決意をしたそうです。「放射能を考える会」にぜひ支援してください。