■仮設焼却施設の候補地示す 二本松定例議会
福島放送 2014/12/03
2日開会した二本松市12月定例議会の提案理由説明で新野洋市長は、安達地方の仮設焼却施設の設置候補地を市内東和地域夏無(なつなし)の市有地とする方針を示した。
設置主体は環境省と安達地方広域行政組合。
施設では安達地方2市1村の農林業系廃棄物や、放射性物質の除染による可燃性廃棄物を減容化する。
安達地方の既存の焼却施設では処理が追いつかない状態という。
11日に候補地の近隣住民を対象とした説明会を開く。
新野市長は「除染を進め、安全・安心な生活環境を取り戻すために進めなければならない重要な事業。
全力を挙げて取り組む」とした。
市幹部は「あくまで候補地。
住民の理解・協力を得ながら進めていきたい」とした。
市内の住宅除染について新野市長は11月末現在、1万3446世帯で施工が完了し、71%の実施率となっていることを明らかにした。
次々次々仮設焼却炉、
把握できていないものがまだまだでてくる?
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最新版
●2014年11月28日 国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況 341KB
☆環境省「国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況」
(2)仮設焼却施設の設置状況
○7市町村において仮設焼却施設の設置を予定。
6市町村(7施設)において事業者との契約を終え、うち、1施設は稼働中、5施設は建設工事中、1施設は建設準備中。
(契約金額は仮設焼却炉の建設+処理業務・履行期限等それぞれ異なる。詳細は調達情報を参照のこと)
稼働中
飯舘村(小宮地区) ← 5t/日 神鋼環境 約39億円
建設工事中
川内村、 ← 7t/日 日立造船 約29億円
富岡町、← 500t/日 三菱重工環境JV 約623億円
南相馬市、← 200t/日 JFEエンジJV 約340億円
葛尾村、← 200t/日 JFEエンジJV 約372億円
飯舘村(蕨平地区) ← 240t/日 10t/日 IHI環境 約414億円
建設手続き・建設工事準備中
浪江町 ← 300t/日 日立造船 約495億円
地元調整中
楢葉町
処理方針検討中
大熊町、双葉町、川俣町
※田村市については既存の処理施設で処理中。
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その他に、
●福島県鮫川村における実証事業
福島県鮫川村において、放射性物質を含む農林業系副産物等を焼却処理するための実証事業を進めています。
焼却炉能力
処理能力:199kg/時間、1.5t/日 (傾斜回転床炉 日立造船)
●相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
災害廃棄物発生量(可燃物)※
相馬市 15万2千トン
新地町 2万2千トン
仮設焼却炉の概要 (タクマ 約40億円「プラントの設計・施工 平成24年度の施設運営」)
施設規模:
階段式ストーカ炉
150 t/日×2炉
回転式ストーカ炉
270 t/日×1炉
計 570 t/日
平成25年2月20日に点火式を行い、焼却処理を開始
●福島県県中浄化センターにおける実証事業
(福島県県中浄化センター(郡山市)における下水汚泥焼却事業)
焼却方式:流動床焼却炉
処理能力:90t/日
●福島県福島市における実証事業
(福島市堀河町終末処理場における下水汚泥減容化事業)
●岩手県一関市における実証事業
8,000Bq/kg超の農林業系廃棄物の処理事例
●広野町
町内の災害廃棄物、除染廃棄物、農林業系廃棄物
(除染廃棄物と農林業系廃棄物は、町が処理)
80t/日
・建設に先立ち、敷地内の造成工事を実施中
・岩沢地区における設置に向けて建設準備中(事業者選定済)
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■福島県(避難区域を除く)における災害廃棄物等の処理進捗状況 H26.11.28 環境省
(1)災害廃棄物について(平成26年10月末現在)
・福島県(内陸部を含む)全体で、39市町村のうち、32市町村で災害廃棄物の処理完了(推計量の91%を完了)。
・沿岸5市町では、新地町といわき市で災害廃棄物の仮置場への搬入を完了し、処理も概ね完了。
・沿岸5市町で、災害廃棄物の処理が約143万トン、86%完了。うち、これまでに処理を実施した災害廃棄物の再生処理量は、約115万トンで、その割合は81%。
(2)津波堆積物について(平成26年10月末現在)
・新地町、相馬市及びいわき市で、津波堆積物の仮置場への搬入が完了し、新地町では処理が完了。
・沿岸5市町で、津波堆積物の処理が約102万トン、76%完了。うち、津波堆積物の再生処理量は、約96万トンで、その割合は94%。
(3)国の代行処理について
災害廃棄物処理特別措置法に基づき、4市町から災害廃棄物(可燃物)の代行処理の要請を受け、国が処理を実施中。
・新地町:平成26年3月に仮設焼却炉(相馬市に設置)における可燃物の処理を完了。
・相馬市:平成26年3月末までに大部分が処理完了。相馬市内で発生した災害廃棄物・除染廃棄物・農業系廃棄物の処理を実施中。
・広野町:仮設減容化処理施設の建設工事中。平成27年6月から処理開始予定。一般廃棄物処理施設設置について福島県相双地方振興局より許可(9月17日)。
・南相馬市:平成26年11月18日に、仮設減容化施設の代行処理業務を公告
福島放送 2014/12/03
2日開会した二本松市12月定例議会の提案理由説明で新野洋市長は、安達地方の仮設焼却施設の設置候補地を市内東和地域夏無(なつなし)の市有地とする方針を示した。
設置主体は環境省と安達地方広域行政組合。
施設では安達地方2市1村の農林業系廃棄物や、放射性物質の除染による可燃性廃棄物を減容化する。
安達地方の既存の焼却施設では処理が追いつかない状態という。
11日に候補地の近隣住民を対象とした説明会を開く。
新野市長は「除染を進め、安全・安心な生活環境を取り戻すために進めなければならない重要な事業。
全力を挙げて取り組む」とした。
市幹部は「あくまで候補地。
住民の理解・協力を得ながら進めていきたい」とした。
市内の住宅除染について新野市長は11月末現在、1万3446世帯で施工が完了し、71%の実施率となっていることを明らかにした。
次々次々仮設焼却炉、
把握できていないものがまだまだでてくる?
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最新版
●2014年11月28日 国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況 341KB
☆環境省「国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況」
(2)仮設焼却施設の設置状況
○7市町村において仮設焼却施設の設置を予定。
6市町村(7施設)において事業者との契約を終え、うち、1施設は稼働中、5施設は建設工事中、1施設は建設準備中。
(契約金額は仮設焼却炉の建設+処理業務・履行期限等それぞれ異なる。詳細は調達情報を参照のこと)
稼働中
飯舘村(小宮地区) ← 5t/日 神鋼環境 約39億円
建設工事中
川内村、 ← 7t/日 日立造船 約29億円
富岡町、← 500t/日 三菱重工環境JV 約623億円
南相馬市、← 200t/日 JFEエンジJV 約340億円
葛尾村、← 200t/日 JFEエンジJV 約372億円
飯舘村(蕨平地区) ← 240t/日 10t/日 IHI環境 約414億円
建設手続き・建設工事準備中
浪江町 ← 300t/日 日立造船 約495億円
地元調整中
楢葉町
処理方針検討中
大熊町、双葉町、川俣町
※田村市については既存の処理施設で処理中。
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その他に、
●福島県鮫川村における実証事業
福島県鮫川村において、放射性物質を含む農林業系副産物等を焼却処理するための実証事業を進めています。
焼却炉能力
処理能力:199kg/時間、1.5t/日 (傾斜回転床炉 日立造船)
●相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
災害廃棄物発生量(可燃物)※
相馬市 15万2千トン
新地町 2万2千トン
仮設焼却炉の概要 (タクマ 約40億円「プラントの設計・施工 平成24年度の施設運営」)
施設規模:
階段式ストーカ炉
150 t/日×2炉
回転式ストーカ炉
270 t/日×1炉
計 570 t/日
平成25年2月20日に点火式を行い、焼却処理を開始
●福島県県中浄化センターにおける実証事業
(福島県県中浄化センター(郡山市)における下水汚泥焼却事業)
焼却方式:流動床焼却炉
処理能力:90t/日
●福島県福島市における実証事業
(福島市堀河町終末処理場における下水汚泥減容化事業)
●岩手県一関市における実証事業
8,000Bq/kg超の農林業系廃棄物の処理事例
●広野町
町内の災害廃棄物、除染廃棄物、農林業系廃棄物
(除染廃棄物と農林業系廃棄物は、町が処理)
80t/日
・建設に先立ち、敷地内の造成工事を実施中
・岩沢地区における設置に向けて建設準備中(事業者選定済)
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■福島県(避難区域を除く)における災害廃棄物等の処理進捗状況 H26.11.28 環境省
(1)災害廃棄物について(平成26年10月末現在)
・福島県(内陸部を含む)全体で、39市町村のうち、32市町村で災害廃棄物の処理完了(推計量の91%を完了)。
・沿岸5市町では、新地町といわき市で災害廃棄物の仮置場への搬入を完了し、処理も概ね完了。
・沿岸5市町で、災害廃棄物の処理が約143万トン、86%完了。うち、これまでに処理を実施した災害廃棄物の再生処理量は、約115万トンで、その割合は81%。
(2)津波堆積物について(平成26年10月末現在)
・新地町、相馬市及びいわき市で、津波堆積物の仮置場への搬入が完了し、新地町では処理が完了。
・沿岸5市町で、津波堆積物の処理が約102万トン、76%完了。うち、津波堆積物の再生処理量は、約96万トンで、その割合は94%。
(3)国の代行処理について
災害廃棄物処理特別措置法に基づき、4市町から災害廃棄物(可燃物)の代行処理の要請を受け、国が処理を実施中。
・新地町:平成26年3月に仮設焼却炉(相馬市に設置)における可燃物の処理を完了。
・相馬市:平成26年3月末までに大部分が処理完了。相馬市内で発生した災害廃棄物・除染廃棄物・農業系廃棄物の処理を実施中。
・広野町:仮設減容化処理施設の建設工事中。平成27年6月から処理開始予定。一般廃棄物処理施設設置について福島県相双地方振興局より許可(9月17日)。
・南相馬市:平成26年11月18日に、仮設減容化施設の代行処理業務を公告