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震災がれき:受け入れ先9割確保 来年度末に処理完了

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■震災がれき:受け入れ先9割確保 来年度末に処理完了
毎日新聞 2013年02月22日 
http://mainichi.jp/select/news/20130223k0000m040040000c.html
 東日本大震災により岩手・宮城両県で発生した災害廃棄物(がれき)を県外で処理する広域処理について、環境省は22日、必要量の9割の受け入れ先が確保できたと発表した。残りのがれきも今年度中に受け入れ先の決定を目指す。これで目標の13年度末までに処理が完了できる見通しとなった。
 震災では、岩手県で366万トン、宮城県で1103万トンのがれきが発生。両県だけでは処理しきれないがれきについて、広域処理を進めている。1月末現在で、岩手県は広域処理が必要な約30万トンの97%に当たる約29万トン▽宮城県は同約39万トンの84%に当たる約33万トンの受け入れ先を確保した。
 広域処理を受け入れたのは、青森、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、新潟、石川、福井、静岡、大阪、福岡の15都府県。ほかに富山県も受け入れを表明している。
 県内での処理分を含めたがれき全体の処理進捗(しんちょく)状況(1月末現在)は、岩手県が39%、宮城県が51%。
 このほか、ごみの混ざった土砂など(津波堆積=たいせき=物)が、岩手で159万トン▽宮城で728万トン発生している、目標の14年3月末には処理が完了する見込みという。
 一方、福島県内では、がれきと津波堆積物が計313万トン発生している。うち放射性物質の汚染度合いが高く、国が直轄で処分する「汚染廃棄物対策地域」(主に旧警戒区域と旧計画的避難区域)内の47万トンは、処理が難航。搬入先の仮置き場を確保できたのは21万トン分(約27万5000平方メートル)にとどまる。【藤野基文、比嘉洋】
◇東日本大震災のがれき広域処理状況(1月末現在)
発生地 広域処理必要量 受け入れ先確保  調整中
岩手県 30万1700 29万1600 1万100
宮城県 39万1800 32万7400 6万4400
合 計 69万3500 61万9000 7万4500
        ※環境省の資料を基に作成(単位トン)

沿岸市町村の災害廃棄物処理の進捗状況(平成25年2月22日)
■3県(岩手県・宮城県・福島県)沿岸市町村の災害廃棄物等の処理状況(平成25年1月31日)


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