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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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福島 川内村に仮設の焼却施設(火入れ式)/福島

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■福島 川内村に仮設の焼却施設
NHK 2014/11/26
先月、原発事故に伴う避難指示が一部の地区で解除された福島県川内村で、事故後、これまで処分されないままとなっている、がれきなどを燃やす仮設の焼却施設が完成し、「火入れ式」が行われました。
福島県川内村では、先月、東部の一部の地区に出ていた避難指示が解除されましたが、この地区と、避難区域となっている村内の別の地区から出たがれきなどの廃棄物およそ1700トンが処分されずに仮置き場に置かれたままで、復興の足かせとなっています。
このため、環境省が、ことし5月から仮設の焼却施設の建設を進めていたもので、26日、施設の安全を祈る「火入れ式」が行われ、関係者が点火スイッチを押して完成を祝いました。
この施設は、1日7トンの処理能力があり、放射性セシウムを除去する装置が二重で設けられていて、試運転のあと、来年1月上旬から本格運転を始める予定です。
川内村の遠藤雄幸村長は、「住民の中には、放射線量や生活環境が整っていないことへの不安もあり、不安の解消につながることを期待している」と話しました。
環境省によりますと、福島第一原発がある双葉郡の自治体で、国の焼却施設が出来るのは初めてで、今後、ほかの自治体でも設置を進めるとしています。

■ 川内で仮設焼却施設の火入れ式 復興の加速期待
福島民友 2014/11/26
 環境省は26日、川内村五枚沢地区に完成した廃棄物の仮設焼却処理施設で火入れ式を行った。村内で出た災害がれきなど計1700トン分を焼却処理する計画で、来月から試運転を開始、来年1月上旬から本格的な処理を開始する。
 東京電力福島第1原発事故被災地の双葉郡内で初めての焼却処理施設完成となり、復興の加速化が期待される。家屋解体で出た廃棄物や家庭用ごみなど1日(稼働8時間)当たり7トン分を処理する。事業費は約30億円。稼働期間は来年12月末までの1年間で、その後解体される。

関連(本ブログ)
■来秋稼働へ 飯舘村蕨平地区の仮設焼却炉 起工式(広域集約処理) & 仮設焼却炉の調達情報/福島(2014年10月23日)

☆環境省「国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況
(2)仮設焼却施設の設置状況
○7市町村において仮設焼却施設の設置を予定。
6市町村(7施設)において事業者との契約を終え、うち、1施設は稼働中、5施設は建設工事中、1施設は建設準備中。
(契約金額は仮設焼却炉の建設+処理業務・履行期限等それぞれ異なる。詳細は調達情報を参照のこと)
稼働中 
 飯舘村(小宮地区) ← 5t/日 神鋼環境 約39億円 
建設工事中
 川内村、 ← 7t/日 日立造船 約29億円
 富岡町、← 500t/日 三菱重工環境JV 約623億円
 南相馬市、← 200t/日 JFEエンジJV 約340億円
 葛尾村、← 200t/日 JFEエンジJV 約372億円
 飯舘村(蕨平地区) ← 240t/日 10t/日 IHI環境 約414億円 
建設手続き・建設工事準備中
 浪江町 ← 300t/日 日立造船 約495億円
地元調整中
 楢葉町
処理方針検討中
 大熊町、双葉町、川俣町
※田村市については既存の処理施設で処理中。




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