二酸化炭素を分離回収し農作物の培養に活用する植物工場＝佐賀市

【二酸化炭素を分離回収し農作物の培養に活用する植物工場＝佐賀市清掃工場】
☆佐賀新聞「二酸化炭素を分離回収し農作物の培養に活用する植物工場＝佐賀市清掃工場」より転載

【オーロラ菜やサラダ菜を試験的に育て、安全性を検証する＝佐賀市清掃工場】
■二酸化炭素を分離回収し農作物の培養に活用する植物工場＝佐賀市
佐賀新聞-2014/10/22
　バイオマス（生物資源）を活用した産業都市を目指す佐賀市は２２日、市清掃工場（高木瀬町）の排ガスから分離回収した二酸化炭素（ＣＯ２）を使って農産物を育てる実証実験を始めた。ＣＯ２を供給し高濃度状態にした植物工場で葉菜類を生育し、成長促進と糖度アップの効果や、有害物質の含有量を測定して安全性を検証する。年度内に検証結果をまとめ、来年度に専門家らによる協議会を設置し、農家への提供方法など具体的な実用化を探る。
　市清掃工場では昨年１０月、ごみを焼却した排ガスからＣＯ２を分離回収する実験装置が稼働した。１日当たり１０～２０キログラムを回収しており、有害物質の含有率など安全性を確認した。…

佐賀市、今年度、清掃工場の冷却水を活用して「小水力発電」という計画もあったようだが、
白煙防止装置の停止というのも佐賀市ははやかっった～
しかし、廃棄物処理の基本理念や目的を忘れることなく、
各種施策のために、、、本末転倒とならないことを願う～

関連（本ブログ）
■生ごみ焼却時ＣＯ2回収 環境省、５年後メド実用化（2014年08月21日）
■佐賀市、清掃工場排出ＣＯ２を販売へ（2014年06月25日）
■排ガスからＣＯ２回収 佐賀市清掃工場（2013年10月03日）
■東芝、佐賀市の清掃工場にCO2分離回収システム納入（2013年06月11日）
■清掃工場の排ガスを資源に 佐賀市（2013年01月04日）