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震災がれき処理単価 岩手、宮城より2割上回る(1トン当たり約4万3400円)

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■震災がれき処理単価 岩手、宮城より2割上回る
河北新報 2014/10/21
 岩手県は20日、東日本大震災で発生した災害廃棄物の処理費用が2539億円に上り、1トン当たりの処理単価は宮城県より2割弱高い約4万3400円だったことを明らかにした。同日の県議会決算特別委員会で報告した。
 県災害廃棄物対策課によると、宮城県は処理量1951万トンで処理費用は7134億円。単価は約3万6500円だった。
 処理単価が約6900円開いた理由として県は、再生資材として公共工事に高い効率で活用できる津波堆積土の割合が宮城は岩手より約10%高く、処理費用が抑えられたことを挙げた。
 岩手県でことし3月に終了した災害廃棄物の処理は計584万トンに上った。内訳はコンクリートくず220万トン、津波堆積土161万トン、不燃系廃棄物110万トンなど。
 511万トンが復興資材などに再生利用されたという。

岩手県と環境省、NHKの報道についてもいろいろ反論(?)していたけど
結局は、宮城より2割上回る1トン当たり約4万3400円

関連(本ブログ)
■宮城の震災がれき処理単価 阪神・中越上回る(1トン当たり約3万7000円)(2014年07月07日)
■岩手県「報道のあった災害廃棄物処理費の本県における状況について」(2012年10月09日)
■環境省「石巻市と東松島市の災害廃棄物処理単価について」(2012年09月24日)


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