平成25年度の清掃事業年報が公表された。
・平成25年度、ごみ量全体は微減を維持しているが、持込ごみ量は微増、
・区収集ごみは目黒区と江東区で若干増加した。
1人1日当たりのごみ量は減少を維持しているが、人口増でごみ量増加を抑えきれず。
東京都の人口予測では、区部の総人口は平成32年がピークで人口は916万人まで増えるという。(平成25年度の人口は9,008,990人)各グラフとも、清掃一組の“清掃事業年報”から作成した。
東京二十三区清掃一部事務組合 2014年8月25日
■清掃事業年報(平成25年度版)を掲載しました NEW!
全文 清掃事業年報(平成25年度)(PDF:2,981KB)
平成25年度における23区のごみ量は、区収集及び持込みごみを合わせて、2,816,808.74トンでした。これは前年度と比較して、量で13,729.70トン、率にして0.5%の減少でした。
◆清掃工場等焼却量の推移◆ 災害廃棄物は東京都大島町分
◆清掃工場 搬入総括表、受入形態別(破砕ごみ処理施設除く)◆
◆清掃工場別焼却量◆
《管路収集分》
有明清掃工場への全搬入量は104,627.13トン、
うち管路収集分は4,074.11トンで全体の3.9%となっている。
内訳:港区分(2,238.19トン)、江東区分(1,829.53トン)、品川区分(6.39トン)
◆清掃工場別 稼働日数◆
◆区収集可燃ごみ量の推移、各区別◆
各区別可燃ごみ量の推移は、容器包装プラスチック類分別収集の実施区、未実施区の違いもあるが、数年が経過し、容リプラ効果もあまりなくなった。各区とも、増加傾向は見られなくなったが、減少の努力をしている区、横ばいの区と際立つ違い〜(大田区も指定法人ルートでの回収がはじまった〜)
◆区別ごみ収集量(区収集分)と1人1日当たりのごみ排出量◆
区収集分といえども、区収集の事業系ごみも含まれるため、都心部や繁華街で事業系ごみの多い区もあり、単純に比較はできないが〜
23区の清掃事業、収集・運搬は各区の仕事である。清掃事業の区移管前、平成10年に東京ルール?ということで、『「可燃ごみ」週3回収集を2回にし、週1回「資源回収の日」として紙類の行政回収がスタートした。』のだが、板橋区と、足立区は、可燃ごみの週3回を継続している。平成25年度事業年報、豊島区の可燃ごみ「週1回」となっていたので、豊島区、進んでいるな〜と思って、一応、豊島区のホームページで確認してみたら可燃ごみ「週2回」のままなので、事業年報のミスプリか? 移管後は、収集形態なども各区の創意工夫というところで、不燃ごみの収集回数も,区によって、月2、週1、隔週とバラバラ。(廃プラサーマル以前は不燃ごみは週1回だった)また、品川区では戸別収集を実施している。他の区は、集積所+戸別収集や、集積所のみの区もある。
※人口は、東京都総務局統計部発行の「住民基本台帳による人口(日本人及び外国人)」の平成25年10月1日現在の数値
◆23区 1人1日当たりごみ量(g)推移【区収集ごみ】◆
◆23区 【区収集ごみ】1人1日当たりごみ量(g)一覧表◆
−順位のようになってしまったが、単純にエクセルで並び替えをしたため、同量のごみ量の区も多々あり−−−
●23区清掃工場 区収集・持込 搬入内訳
◆灰溶融施設、スラグ生成量の推移◆
原発事故の影響がなくとも、もともとがほとんどの施設が安定稼働をしているとはいいがたい。しかし、平成23年度、24年度は、夏場は全面停止、全施設で1炉稼働、主灰の単独溶融に切り替えた。
※世田谷灰溶融スラグ生成量はガス化溶融炉(300t/日)のスラグも含む
◆溶融量とスラグ生成量の推移◆
溶融量は、事業年報では、灰投入量の自工場分の記載がなく、毎年度、作業年報から抜粋している。従って、平成25年度の溶融量はまだわからない。
−−−23年度、溶融量とスラグ生成量が逆転している?!−−−
================================================================
◆23区埋立処理量の種類別内訳◆
◆埋立処分量の推移 23区分◆
廃プラスチックの分別区分変更で焼却となって以来、埋立処理量が大幅減少していたが、さすがに、平成23年度は、平成20年度並みに戻ってしまった。
−−−平成12年度までは東京都清掃局−−−
◆23区 清掃工場残灰等 埋立処分量の推移◆
焼却灰は増加傾向、
灰溶融処理政策の破綻、、、
財政面からも、安全面からも、灰溶融炉の休止は大歓迎、
それにともなう焼却灰埋立量の増加は、不燃ごみ残さのプラスチック等の可燃分(現状は埋立処理)を,焼却することでかなりカバーできるということであったが、、、
◆23区清掃一組で受け入れている産業廃棄物◆
粗大ごみ破砕処理施設では破砕処理後、資源、焼却ごみ、不燃ごみに分けられる。焼却ごみは主に破砕ごみ処理施設で、そしてその他の清掃工場に振り分けられての焼却処理となる。
※他に、平成16年頃から事業系の不燃皮革ごみも若干量受け入れている。
◆産業廃棄物の埋立処理量(東京都分)◆
平成23年度、24年度は、23区分の焼却灰の埋立量の増加もさることながら、東京都分は、上水スラッジと、下水汚泥焼却灰は、放射能汚染で資源化できずにすべて埋立、おまけに多摩地域の下水汚泥焼却灰も受入ているので、大幅増加。
おまけ
◆23区のごみ量推移(明治33年〜平成25年)◆
※平成10年度までは「東京都清掃事業百年史」参考、以降は清掃事業年報などから作成
とりあえず〜
なんとかパソコンぷっつんしないで無事終了、よかった。
リサイクル編も一気にやりたいところだが、パソコンが熱を持つので、本体と、モニターにファンで風を送りながら、そしてお休みさせながら、恐る恐るパソコンを使った。リサイクル編はまた明日〜
・平成25年度、ごみ量全体は微減を維持しているが、持込ごみ量は微増、
・区収集ごみは目黒区と江東区で若干増加した。
1人1日当たりのごみ量は減少を維持しているが、人口増でごみ量増加を抑えきれず。
東京都の人口予測では、区部の総人口は平成32年がピークで人口は916万人まで増えるという。(平成25年度の人口は9,008,990人)各グラフとも、清掃一組の“清掃事業年報”から作成した。
東京二十三区清掃一部事務組合 2014年8月25日
■清掃事業年報(平成25年度版)を掲載しました NEW!
全文 清掃事業年報(平成25年度)(PDF:2,981KB)
平成25年度における23区のごみ量は、区収集及び持込みごみを合わせて、2,816,808.74トンでした。これは前年度と比較して、量で13,729.70トン、率にして0.5%の減少でした。
◆清掃工場等焼却量の推移◆ 災害廃棄物は東京都大島町分
◆清掃工場 搬入総括表、受入形態別(破砕ごみ処理施設除く)◆
◆清掃工場別焼却量◆
《管路収集分》
有明清掃工場への全搬入量は104,627.13トン、
うち管路収集分は4,074.11トンで全体の3.9%となっている。
内訳:港区分(2,238.19トン)、江東区分(1,829.53トン)、品川区分(6.39トン)
◆清掃工場別 稼働日数◆
◆区収集可燃ごみ量の推移、各区別◆
各区別可燃ごみ量の推移は、容器包装プラスチック類分別収集の実施区、未実施区の違いもあるが、数年が経過し、容リプラ効果もあまりなくなった。各区とも、増加傾向は見られなくなったが、減少の努力をしている区、横ばいの区と際立つ違い〜(大田区も指定法人ルートでの回収がはじまった〜)
◆区別ごみ収集量(区収集分)と1人1日当たりのごみ排出量◆
区収集分といえども、区収集の事業系ごみも含まれるため、都心部や繁華街で事業系ごみの多い区もあり、単純に比較はできないが〜
23区の清掃事業、収集・運搬は各区の仕事である。清掃事業の区移管前、平成10年に東京ルール?ということで、『「可燃ごみ」週3回収集を2回にし、週1回「資源回収の日」として紙類の行政回収がスタートした。』のだが、板橋区と、足立区は、可燃ごみの週3回を継続している。平成25年度事業年報、豊島区の可燃ごみ「週1回」となっていたので、豊島区、進んでいるな〜と思って、一応、豊島区のホームページで確認してみたら可燃ごみ「週2回」のままなので、事業年報のミスプリか? 移管後は、収集形態なども各区の創意工夫というところで、不燃ごみの収集回数も,区によって、月2、週1、隔週とバラバラ。(廃プラサーマル以前は不燃ごみは週1回だった)また、品川区では戸別収集を実施している。他の区は、集積所+戸別収集や、集積所のみの区もある。
※人口は、東京都総務局統計部発行の「住民基本台帳による人口(日本人及び外国人)」の平成25年10月1日現在の数値
◆23区 1人1日当たりごみ量(g)推移【区収集ごみ】◆
◆23区 【区収集ごみ】1人1日当たりごみ量(g)一覧表◆
−順位のようになってしまったが、単純にエクセルで並び替えをしたため、同量のごみ量の区も多々あり−−−
●23区清掃工場 区収集・持込 搬入内訳
◆灰溶融施設、スラグ生成量の推移◆
原発事故の影響がなくとも、もともとがほとんどの施設が安定稼働をしているとはいいがたい。しかし、平成23年度、24年度は、夏場は全面停止、全施設で1炉稼働、主灰の単独溶融に切り替えた。
※世田谷灰溶融スラグ生成量はガス化溶融炉(300t/日)のスラグも含む
◆溶融量とスラグ生成量の推移◆
溶融量は、事業年報では、灰投入量の自工場分の記載がなく、毎年度、作業年報から抜粋している。従って、平成25年度の溶融量はまだわからない。
−−−23年度、溶融量とスラグ生成量が逆転している?!−−−
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◆23区埋立処理量の種類別内訳◆
◆埋立処分量の推移 23区分◆
廃プラスチックの分別区分変更で焼却となって以来、埋立処理量が大幅減少していたが、さすがに、平成23年度は、平成20年度並みに戻ってしまった。
−−−平成12年度までは東京都清掃局−−−
◆23区 清掃工場残灰等 埋立処分量の推移◆
焼却灰は増加傾向、
灰溶融処理政策の破綻、、、
財政面からも、安全面からも、灰溶融炉の休止は大歓迎、
それにともなう焼却灰埋立量の増加は、不燃ごみ残さのプラスチック等の可燃分(現状は埋立処理)を,焼却することでかなりカバーできるということであったが、、、
◆23区清掃一組で受け入れている産業廃棄物◆
粗大ごみ破砕処理施設では破砕処理後、資源、焼却ごみ、不燃ごみに分けられる。焼却ごみは主に破砕ごみ処理施設で、そしてその他の清掃工場に振り分けられての焼却処理となる。
※他に、平成16年頃から事業系の不燃皮革ごみも若干量受け入れている。
◆産業廃棄物の埋立処理量(東京都分)◆
平成23年度、24年度は、23区分の焼却灰の埋立量の増加もさることながら、東京都分は、上水スラッジと、下水汚泥焼却灰は、放射能汚染で資源化できずにすべて埋立、おまけに多摩地域の下水汚泥焼却灰も受入ているので、大幅増加。
おまけ
◆23区のごみ量推移(明治33年〜平成25年)◆
※平成10年度までは「東京都清掃事業百年史」参考、以降は清掃事業年報などから作成
とりあえず〜
なんとかパソコンぷっつんしないで無事終了、よかった。
リサイクル編も一気にやりたいところだが、パソコンが熱を持つので、本体と、モニターにファンで風を送りながら、そしてお休みさせながら、恐る恐るパソコンを使った。リサイクル編はまた明日〜