古紙輸出価格、半年ぶり高値 段ボールは７％高

■古紙輸出価格、半年ぶり高値 段ボールは７％高
日本経済新聞　2014/07/30
　製紙原料となる古紙の輸出価格が大幅に上昇した。指標となる関東製紙原料直納商工組合（東京・台東）の８月積みは、段ボール古紙で前月積みに比べ７％高の１キロ18.119円だった。４カ月連続の上げで、半年ぶりの高値となった。秋の需要期を前に中国の買いが上向いた。
　新聞古紙も７％高の18.739円、雑誌古紙は５％高の16.160円だった。
　段ボール古紙の輸出先は、タイ、中国向けだった。段ボールなど製品価格の低迷から中国で原料古紙の調達が鈍っていたが、在庫も減り購入意欲が上向いたという。 ...