■名古屋市 焼却工場の整備計画
建通新聞 2014/07/10
名古屋市環境局は、北名古屋工場(仮称)など市内の一般廃棄物焼却工場の整備計画をまとめた。新設する北名古屋工場は、2014年度に民間事業者の公募を開始し、15年度に着工する予定。 ...
名古屋市
●北名古屋工場(仮称)建設事業 最終更新日:2014年4月1日
概要
本市の可燃ごみは、市内4工場(南陽工場、猪子石工場、五条川工場、鳴海工場)で処理しており、このうち南陽工場は本市の概ね5割の可燃ごみ処理能力を有しています。このため南陽工場の更新時には、ごみ量の削減を前提としても、概ね2工場分の処理能力不足を生じることとなるため、現在休止中の富田工場を設備更新(再稼働)するとともに、新工場の建設が必要となります。
一方、北名古屋市、豊山町のごみは、昭和48年から一部事務組合である北名古屋衛生組合の環境美化センター(北名古屋市二子四反地)で処理してきました。しかし、施設が老朽化してきたことから、その対応を「第2次愛知県ごみ焼却処理広域化計画」に基づいて愛知県、本市とともに検討してきました。
本事業は、その検討に基づいて、環境美化センターの敷地拡張を行い、本市と北名古屋衛生組合が共同で新たなごみ処理施設を建設するものです。
名古屋市、自前の焼却工場を持ちながらの、
一部、広域処理↓↓での北名古屋工場の建設、図入りでわかりやすく書いてある、、
●北名古屋工場(仮称)及び富田工場の処理システムについて
平成 24 年 10月 名古屋市廃棄物処理システム検討委員会
(抜粋)
(3)名古屋市における焼却工場の将来計画
ア ごみ処理量等の推移と挑戦目標(第4 次一般廃棄物処理基本計画)
平成11 年2 月の「ごみ非常事態宣言」以降、市民との協働により、平成10 年度には100 万?あったごみ処理量を、平成18 年度には70 万?にまで減量することができた。
平成32 年度は、さらに2 割削減し、年間ごみ処理量54 万?をめざす(挑戦目標)としている。
イ 名古屋市のごみ焼却工場整備の現状と将来
現在、名古屋市のごみ焼却工場は4工場が稼働し、1工場(富田工場)が休止している。
平成9年度から稼働を続けてきた南陽工場は、平成32 年には23 年目を迎え、設備の更新が必要である。
南陽工場の設備規模は稼働中の他の工場の概ね3 倍の規模であり、南陽工場の設備を更新するためには、およそ1工場分のごみを減量した上で、さらに2 工場分の代替施設を整備しなければならない。
また、災害リスクや地域バランスを考慮すると、南陽工場に集中していた機能を分散することも必要である。
これらを考慮し、北名古屋工場(仮称)の整備と、富田工場の設備更新を行うこととなった。
ウ 平成32 年度に必要となるごみ焼却能力
挑戦目標である年間ごみ処理量54 万?の実現のためには、法律改正に基づく“拡大生産者責任”の導入が不可欠である。
法律が改正されない場合のリスク等(4 万?)を考慮し、さらにあま市及び清須市分(2万?)並びに北名古屋市及び豊山町分(3万?)を加えると、平成32 年度のごみ処理量は63 万?と推計される。
また、季節変動を吸収するために10%の予備能力を確保すると、平成32 年度に必要となるごみ焼却能力は、年間69万?(設備規模2,720 ?/日)となる。
(2)北名古屋工場(仮称)の計画概要
設備規模は、名古屋市分530 ?/日に北名古屋市及び豊山町分130 ?/日を加えた
660 ?/日であり、平成32 年度を稼働予定としている。
また、建設予定地は環境美化センターの敷地に加え、北側の北名古屋市市民グラウンド及び北名古屋衛生組合が買収した民間工場の敷地を加えた用地で計画している
北名古屋工場は環境アセス中
PFI方式
処理能力 660t/日
処理方式は、 ストーカ式燃焼方式 (灰資源化)、 流動床式燃焼方式(同)、 シャフト炉式ガス化溶融方式のいずれかを事業者の提案で決める。
(2008年頃はガス化溶融炉建設予定の報道あり)
関連(本ブログ)
■愛知県 北名古屋ごみ焼却工場の準備書に答申(2013年12月17日)
■愛知県 北名古屋ごみ焼却工場アセス準備書(2013年08月20日)
■【愛知】北名古屋ごみ焼却工場の都市計画素案公表(2011年06月23日)
■北名古屋にガス化溶融炉建設予定 2020年稼働(2008年06月19日)
建通新聞 2014/07/10
名古屋市環境局は、北名古屋工場(仮称)など市内の一般廃棄物焼却工場の整備計画をまとめた。新設する北名古屋工場は、2014年度に民間事業者の公募を開始し、15年度に着工する予定。 ...
名古屋市
●北名古屋工場(仮称)建設事業 最終更新日:2014年4月1日
概要
本市の可燃ごみは、市内4工場(南陽工場、猪子石工場、五条川工場、鳴海工場)で処理しており、このうち南陽工場は本市の概ね5割の可燃ごみ処理能力を有しています。このため南陽工場の更新時には、ごみ量の削減を前提としても、概ね2工場分の処理能力不足を生じることとなるため、現在休止中の富田工場を設備更新(再稼働)するとともに、新工場の建設が必要となります。
一方、北名古屋市、豊山町のごみは、昭和48年から一部事務組合である北名古屋衛生組合の環境美化センター(北名古屋市二子四反地)で処理してきました。しかし、施設が老朽化してきたことから、その対応を「第2次愛知県ごみ焼却処理広域化計画」に基づいて愛知県、本市とともに検討してきました。
本事業は、その検討に基づいて、環境美化センターの敷地拡張を行い、本市と北名古屋衛生組合が共同で新たなごみ処理施設を建設するものです。
名古屋市、自前の焼却工場を持ちながらの、
一部、広域処理↓↓での北名古屋工場の建設、図入りでわかりやすく書いてある、、
●北名古屋工場(仮称)及び富田工場の処理システムについて
平成 24 年 10月 名古屋市廃棄物処理システム検討委員会
(抜粋)
(3)名古屋市における焼却工場の将来計画
ア ごみ処理量等の推移と挑戦目標(第4 次一般廃棄物処理基本計画)
平成11 年2 月の「ごみ非常事態宣言」以降、市民との協働により、平成10 年度には100 万?あったごみ処理量を、平成18 年度には70 万?にまで減量することができた。
平成32 年度は、さらに2 割削減し、年間ごみ処理量54 万?をめざす(挑戦目標)としている。
イ 名古屋市のごみ焼却工場整備の現状と将来
現在、名古屋市のごみ焼却工場は4工場が稼働し、1工場(富田工場)が休止している。
平成9年度から稼働を続けてきた南陽工場は、平成32 年には23 年目を迎え、設備の更新が必要である。
南陽工場の設備規模は稼働中の他の工場の概ね3 倍の規模であり、南陽工場の設備を更新するためには、およそ1工場分のごみを減量した上で、さらに2 工場分の代替施設を整備しなければならない。
また、災害リスクや地域バランスを考慮すると、南陽工場に集中していた機能を分散することも必要である。
これらを考慮し、北名古屋工場(仮称)の整備と、富田工場の設備更新を行うこととなった。
ウ 平成32 年度に必要となるごみ焼却能力
挑戦目標である年間ごみ処理量54 万?の実現のためには、法律改正に基づく“拡大生産者責任”の導入が不可欠である。
法律が改正されない場合のリスク等(4 万?)を考慮し、さらにあま市及び清須市分(2万?)並びに北名古屋市及び豊山町分(3万?)を加えると、平成32 年度のごみ処理量は63 万?と推計される。
また、季節変動を吸収するために10%の予備能力を確保すると、平成32 年度に必要となるごみ焼却能力は、年間69万?(設備規模2,720 ?/日)となる。
(2)北名古屋工場(仮称)の計画概要
設備規模は、名古屋市分530 ?/日に北名古屋市及び豊山町分130 ?/日を加えた
660 ?/日であり、平成32 年度を稼働予定としている。
また、建設予定地は環境美化センターの敷地に加え、北側の北名古屋市市民グラウンド及び北名古屋衛生組合が買収した民間工場の敷地を加えた用地で計画している
北名古屋工場は環境アセス中
PFI方式
処理能力 660t/日
処理方式は、 ストーカ式燃焼方式 (灰資源化)、 流動床式燃焼方式(同)、 シャフト炉式ガス化溶融方式のいずれかを事業者の提案で決める。
(2008年頃はガス化溶融炉建設予定の報道あり)
関連(本ブログ)
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