■清掃工場へ持ち込むごみの分別徹底をお願いします
墨田区 2014年5月30日掲載
平成26年4月、墨田清掃工場において、搬入された可燃ごみの中に針金などの大量の不燃物が混入していたことにより、焼却炉設備が詰まり、正常に稼動できなくなる事態が発生しました。このため、焼却炉を一旦停止し、除去作業を行いました。
焼却炉を一旦停止すると、可燃ごみを焼却処分することができず、ごみの収集や処理計画に大きな影響が出てしまいます。
清掃工場へ持ち込むごみの適正な分別・排出にご協力をお願いいたします。
工場へ持ち込むごみに関する詳細は、東京二十三区清掃一部事務組合のホームページをご参照ください。
・事業系一般廃棄物の持込みについて
・不適正ごみの搬入禁止について
墨田清掃工場、平成24年度、25年度、故障による休炉件数ゼロ工場だったのに、残念!!
それとも、停止となっているので、休炉にまでは至らなかったのか、
清掃一組、今年度も「不適正搬入防止」として6千万円もの予算を取っている。23区は、清掃工場の数も多く、ごみの搬入車輌数も、搬入量もあまりにも多すぎる。搬入物検査も、毎日どこかの清掃工場で実施しているとはいえ、搬入車両全体からみれば、極めて少ない数パーセント程度の検査実施なのだろう。そして、あちらでも、こちらでも、水銀はじめ、どうどうと搬入禁止物を入れられてしまう。搬入物検査の効果がどの程度上がっているのかはみえてこない。
針金というと、世田谷清掃工場をおもいうかべてしまう。世田谷は、操業開始以来、年間故障による休炉件数は例年10件を超えるワーストワン工場だったが、平成25年度ははじめて一桁の5件となっている。
水銀や針金だけではない、昨年度の不適正ごみの例↓↓
☆持込ニュース23“ストップ・ザ・水銀””特集号(平成25年 6月25日発行)より
この持込ニュースを見て考えたのは、バンカーにごみを投入する状況を、車輌ナンバーとともに、どの車がどんなごみを入れるかを、監視カメラで逐一記録しておくというのはどうだろうか?! しかし、このような大きなものは特定できるが、水銀ごみ等の判別はできない。せいぜい、監視して、違反者は罰則を科すという警告(脅し)程度にしかならないかも、とか、いろいろかんがえてしまう。うまくバンカでみつけた場合は、何らかの対応がとれるのだろうが、大きな不燃物が、クレーンで掴まれて、一旦焼却炉の中に入ってしまうと、不燃物抜出装置から抜き出せないと、炉を止めて、不燃物を切断して取り出すのだという。
23区も、清掃一組も、区民向けには、「水銀を含むごみ(体温計・血圧計)は、燃やさないごみの日にお出しください。」としている。そして、不燃ごみ(その他ごみ)中の可燃分は平成27年度以降は全量焼却を目標としている。不燃ごみとして破砕される水銀ごみは、結局は、清掃工場にまわっていくのではないか!! 都合よく水銀や金属分を取り除くことができるのか?!
■平成26年度予算のあらまし(PDF:739KB)
平成26 年度の一般会計予算の総額は、827 億9,700 万円
4 不適正搬入防止 61,859千円
不適正搬入の防止を図るため、清掃工場等における搬入物検査を実施するとともに、チラシ配布やのぼり旗設置等による啓発活動を行ってきました。
26年度はこれらに加え、区民向けリーフレット配布や不適正搬入防止月間の時期に合わせて23区の広報紙やホームぺージに啓発記事を掲載することなどを通じて、更なる不適正搬入防止に取り組みます。
関連(本ブログ) 廃プラ焼却以降話題になった↓↓針金ごみ等〜
■23区 『可燃』に針金ハンガーなどごみ分別ずさん 処理作業に支障も 廃プラ混合出しで意識低下?(2010年07月06日)
■ガス化溶融炉では針金等の金属は溶けません!!(2009年03月16日)
■ 清掃工場が悲鳴を上げています!! 東京足立区(2009年03月14日)
■廃プラ混合焼却がもたらした影響か!消化器、魔法瓶、鉄アレイまで可燃ごみに?!(2009年02月26日)
第2回世田谷清掃工場運営協議会資料(平成21年2月13日)針金類詰り状況写真
墨田区 2014年5月30日掲載
平成26年4月、墨田清掃工場において、搬入された可燃ごみの中に針金などの大量の不燃物が混入していたことにより、焼却炉設備が詰まり、正常に稼動できなくなる事態が発生しました。このため、焼却炉を一旦停止し、除去作業を行いました。
焼却炉を一旦停止すると、可燃ごみを焼却処分することができず、ごみの収集や処理計画に大きな影響が出てしまいます。
清掃工場へ持ち込むごみの適正な分別・排出にご協力をお願いいたします。
工場へ持ち込むごみに関する詳細は、東京二十三区清掃一部事務組合のホームページをご参照ください。
・事業系一般廃棄物の持込みについて
・不適正ごみの搬入禁止について
墨田清掃工場、平成24年度、25年度、故障による休炉件数ゼロ工場だったのに、残念!!
それとも、停止となっているので、休炉にまでは至らなかったのか、
清掃一組、今年度も「不適正搬入防止」として6千万円もの予算を取っている。23区は、清掃工場の数も多く、ごみの搬入車輌数も、搬入量もあまりにも多すぎる。搬入物検査も、毎日どこかの清掃工場で実施しているとはいえ、搬入車両全体からみれば、極めて少ない数パーセント程度の検査実施なのだろう。そして、あちらでも、こちらでも、水銀はじめ、どうどうと搬入禁止物を入れられてしまう。搬入物検査の効果がどの程度上がっているのかはみえてこない。
針金というと、世田谷清掃工場をおもいうかべてしまう。世田谷は、操業開始以来、年間故障による休炉件数は例年10件を超えるワーストワン工場だったが、平成25年度ははじめて一桁の5件となっている。
水銀や針金だけではない、昨年度の不適正ごみの例↓↓
☆持込ニュース23“ストップ・ザ・水銀””特集号(平成25年 6月25日発行)より
この持込ニュースを見て考えたのは、バンカーにごみを投入する状況を、車輌ナンバーとともに、どの車がどんなごみを入れるかを、監視カメラで逐一記録しておくというのはどうだろうか?! しかし、このような大きなものは特定できるが、水銀ごみ等の判別はできない。せいぜい、監視して、違反者は罰則を科すという警告(脅し)程度にしかならないかも、とか、いろいろかんがえてしまう。うまくバンカでみつけた場合は、何らかの対応がとれるのだろうが、大きな不燃物が、クレーンで掴まれて、一旦焼却炉の中に入ってしまうと、不燃物抜出装置から抜き出せないと、炉を止めて、不燃物を切断して取り出すのだという。
23区も、清掃一組も、区民向けには、「水銀を含むごみ(体温計・血圧計)は、燃やさないごみの日にお出しください。」としている。そして、不燃ごみ(その他ごみ)中の可燃分は平成27年度以降は全量焼却を目標としている。不燃ごみとして破砕される水銀ごみは、結局は、清掃工場にまわっていくのではないか!! 都合よく水銀や金属分を取り除くことができるのか?!
■平成26年度予算のあらまし(PDF:739KB)
平成26 年度の一般会計予算の総額は、827 億9,700 万円
4 不適正搬入防止 61,859千円
不適正搬入の防止を図るため、清掃工場等における搬入物検査を実施するとともに、チラシ配布やのぼり旗設置等による啓発活動を行ってきました。
26年度はこれらに加え、区民向けリーフレット配布や不適正搬入防止月間の時期に合わせて23区の広報紙やホームぺージに啓発記事を掲載することなどを通じて、更なる不適正搬入防止に取り組みます。
関連(本ブログ) 廃プラ焼却以降話題になった↓↓針金ごみ等〜
■23区 『可燃』に針金ハンガーなどごみ分別ずさん 処理作業に支障も 廃プラ混合出しで意識低下?(2010年07月06日)
■ガス化溶融炉では針金等の金属は溶けません!!(2009年03月16日)
■ 清掃工場が悲鳴を上げています!! 東京足立区(2009年03月14日)
■廃プラ混合焼却がもたらした影響か!消化器、魔法瓶、鉄アレイまで可燃ごみに?!(2009年02月26日)
第2回世田谷清掃工場運営協議会資料(平成21年2月13日)針金類詰り状況写真