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講談社の 『原発ホワイトアウト』 (著者: 若杉冽)

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講談社 BOOK倶楽部
講談社『原発ホワイトアウト』
著者: 若杉冽
発行年月日:2013/09/11
サイズ:四六判
ページ数:319
ISBN:978-4-06-218617-9
定価:本体 1,600円(税別)
内容紹介
キャリア官僚による、リアル告発ノベル! 『三本の矢』を超える問題作、現る!!
再稼働が着々と進む原発……しかし日本の原発には、国民が知らされていない致命的な欠陥があった!
この事実を知らせようと動き始めた著者に迫り来る、尾行、嫌がらせ、脅迫……包囲網をかいくぐって国民に原発の危険性を知らせるには、ノンフィクション・ノベルを書くしかなかった!

目次
第1章 選挙の深奥部
第2章 幹事長の予行演習
第3章 フクシマの死
第4章 落選議員回り
第5章 官僚と大衆
第6章 ハニー・トラップ
第7章 嵌められた知事
第8章 商工族のドン
第9章 盗聴
第10章 謎の新聞記事
第11章 総理と検事総長
第12章 スクープの裏側
第13章 日本電力連盟広報部
第14章 エネルギー基本計画の罠
第15章 デモ崩し
第16章 知事逮捕
第17章 再稼働
第18章 国家公務員法違反
終章 爆弾低気圧

堀潤のインタビュー記事 2014年2月5日
■現役官僚が原発利権を告発!小説「原発ホワイトアウト」著者、若杉冽氏が明かす“モンスターシステム”とは

やっと読みました〜
昨年、話題になってすぐに図書館に予約したのだが、
なんと、順番待ちが長かったこと、やっと昨日、借りることができて、さっそく読みました。【江東区の図書館、所蔵23冊、今日現在も 予約待ち201件】まだ,まだ、予約待ちの人も大勢いる。

電力会社と政財界との関係を赤裸々に、、
今や、こういう癒着関係やエネルギーシステムがフィクションだとはだれもおもうまいが、概ね、すでに広く知り渡っているような事実で、あまり驚くような情報はなかった。だからこそ、これでベストセラーとなっても、「鼻血」問題のように、どこからも、事実無根、名誉毀損などというクレームもなかったのだろう。そんなことすると、かえってやぶ蛇となってしまうから。一応、実在する人物を若干名前を変えて、淡々と、そしてリアルに書いてある。

後半の、デモ崩し、知事逮捕、再稼働、再びメルトダウンも、けっして荒唐無稽な話しでもなく、じゅうぶんに現実問題となり得ると思えることが残念だ。福島原発事故であれほどの被害を出して、今現在も、大変な事故処理をしているというのに、それでも懲りずにまだ原発を推進、再稼働という面々は、更に再び何かが起きても、やはり懲りないのだろう。もはや手の打ちようがないのか、ほんとうに、河野太郎氏ではないが、ごまめの歯ぎしり〜 だからこその告発本なのだろうが、危険を冒しての、著者に感謝。

これ以上のことが起きてしまってから、やっと気がつくのでは遅すぎるので、せめて、多くの人に「原発ホワイトアウト」を読んでほしい。映画化されると、より多くの人がみるかもしれない。映画化も期待したい、

世論で政治を変えるにも選挙は先になるし、安定与党に、野党は太刀打ちできずに、いろんな重要事項が内閣の意のままに決められている現実、

 


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