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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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23区 容器包装プラスチックの再商品化落札結果(平成26年度)指定法人ルート

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※表やグラフはすべて日本容器包装リサイクル協会資料から作成
容リ法の再商品化事業者の落札結果がホームページ上で公表された。
(各市町村には2月中に入札結果を通知済み)

日本容器包装リサイクル協会(平成26年4月4日)
■平成26年度落札結果一覧表を掲載(保管施設ごとの再生処理事業者名、落札数量・単価)
■平成26年度落札結果を掲載(落札結果概要、落札単価、手法別契約量など)

23区のプラスチック再商品化、昨年度は、昭和電工のガス化が4割を占めていたが、今年度は、なんと、材料リサイクルのエム・エム・プラスチックが12,895トン(52%)9区で落札している。エム・エム・プラスチック、5年前に見学させて頂いて、状況がわかっているのでちょっぴりうれしい。しかし、単年度契約のこの容リ法の入札、事業者にとっては、事業計画も容リ頼みのところは大変なことだろう。材料リサイクルなど、中小、零細は、とてもやっていけないだろう。ケミカルも、昭和電工は廃プラ使用率6割に引き上げ 30億円投資で設備増強となっていたが、今年度は、23区では272トンのみ落札。全国的には落札しているのかどうか(前年度並みの落札のようだ)、、
江東区は新日鐵住金(君津)でコークス炉化学原料化となった。

●23区容器包装プラスチック再商品化 事業者別


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●23区 容器包装プラスチックの分別収集実施区の推移
軒並み年々減少傾向の区が多い、

23区の場合、区別の人口差が大きいので、それぞれの区の中での推移を〜

はやいもので、容器包装リサイクル法施行後、後発のその他プラスチックがはじまって8年が経過した。23区でも、杉並、中野に続き、今年度は指定法人ルートでの実施は14区となった。(文京はやる気があるのかどうかわからないが〜)リサイクルについては、分別収集量の増加が望ましいのかどうかは意見が分かれるが、とくにプラスチックについては判断が難しい。そして、容リ法、指定法人ルートの場合は、計画量(契約量)と、実績の乖離をできるだけなくすように求められる。計画量などが、再商品化委託料金の算出基準に係わるのだろう。(再商品化費用を容器包装プラスチックの生産・利用事業者から集める際の。)これまでは、多く集めて、再商品化量が少なかった場合は、事業者に戻していたが、今は、その余剰分は、「市町村への資金拠出」として配分される制度になっている。ということで、計画と実績の乖離が少なくなるように、市町村も、年々実態を見極めながら無理な計画量を出さなくなった。23区の平成26年度の契約量は25年度よりも約1000トン減少している。ごみ化したプラスチックで、Dランクになっても困るし、なんともやっかいな、容リプラの資源化。

●容リ協会との容器包装プラスチックの契約量と実績量


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●再商品化手法別の落札単価
平成26年度プラスチック製容器包装再商品化事業者(白色トレイを除く)の
       入札選定における上限値= 93,000円/トン(平成25年度は95,000円/トン)
ケミカルリサイクルの単価が年々上昇傾向にあるのに比べ、材料リサイクルは、かなり単価を下げてきている。



3. 入札倍率(札数ベース)
プラスチック製容器包装の入札倍率 9.5倍


4.落札単価(加重平均)

※PETボトル・紙製容器包装の落札価格の「−」表示は、有償(再商品化事業者から容リ協会への支払)を意味します。上表では逆有償分も含めた加重平均単価を表示しています。
※白色トレイ: 食品用白色発泡性スチロールトレイ

平成26年度 契約量(トン)
プラスチック製容器包装 合計(白色トレイ含む) 670,220
 ●プラスチック 合計 669,620 トン
  ・材料リサイクル 339,530 トン
  ・高炉還元剤化 34,949 トン
  ・コークス炉化学原料化 219,692 トン
  ・合成ガス化 75,449 トン
 ●白色トレイ 600トン


●全国での再商品化事業者別 落札数量(プラスチック製容器包装)




●平成26年度 再商品化事業者落札数量(プラスチック製容器包装)
コークス炉化学原料化 新日鐵住金株式会社 212,261トン
ガス化 昭和電工株式会社 59,448トン
高炉還元剤製造 JFEプラリソース株式会社 34,949トン
コークス炉化学原料化 JFEプラリソース株式会社 8,094トン
ガス化 水島エコワークス株式会社 8,001トン
ガス化 ジャパン・リサイクル株式会社 8,000トン
材料リサイクル 株式会社富山環境整備 33,720トン
材料リサイクル JFEプラリソース株式会社 30,100トン
材料リサイクル 株式会社広島リサイクルセンター 23,730トン
材料リサイクル 株式会社エコスファクトリー 20,780トン
材料リサイクル 株式会社グリーンループ 20,780トン
材料リサイクル 株式会社エコポート九州 17,113トン
材料リサイクル 株式会社エム・エム・プラスチック 16,150トン
材料リサイクル 株式会社エーアールシー 13,730トン
材料リサイクル 株式会社タイヨー 13,100トン
材料リサイクル 新港リサイクル株式会社 12,610トン
材料リサイクル 株式会社エコパレット滋賀 11,377トン
材料リサイクル 株式会社シーピーアール 11,177トン
材料リサイクル 福井環境事業株式会社 9,820トン
材料リサイクル 株式会社広島企業 8,530トン
材料リサイクル 株式会社シティ・サービス 7,820トン
材料リサイクル 株式会社湯沢クリーンセンター 7,304トン
材料リサイクル 株式会社黒田工業 7,160トン
材料リサイクル 株式会社プリテック 6,720トン
材料リサイクル 株式会社ジェー・エー・シー 6,215トン
材料リサイクル 因幡環境整備株式会社 5,690トン
材料リサイクル 秋田エコプラッシュ株式会社 5,433トン
材料リサイクル 株式会社パックス 5,151トン
材料リサイクル 田中石灰工業株式会社 5,110トン
材料リサイクル リ・パレット株式会社 5,090トン
材料リサイクル 株式会社リサイクル・アンド・イコール 3,635トン
材料リサイクル 株式会社青南商事 3,581トン
材料リサイクル 株式会社コーヨー 3,330トン
材料リサイクル 太誠産業株式会社 3,254トン
材料リサイクル 株式会社斉藤商店 2,986トン
材料リサイクル 大東衛生株式会社 2,641トン
材料リサイクル 株式会社バースヴィジョン 2,520トン
材料リサイクル 有限会社山川商事 2,383トン
材料リサイクル 北辰機材株式会社 1,770トン
材料リサイクル 旭鉱石株式会社 1,510トン
材料リサイクル 明円工業株式会社 1,460トン
材料リサイクル 株式会社二瓶商店 1,180トン
材料リサイクル 三宅生コン有限会社 1,060トン
材料リサイクル 株式会社岐阜リサイクルセンター 964トン
材料リサイクル 株式会社イマナガ 500トン
材料リサイクル 小嶋産業株式会社 475トン
材料リサイクル 有限会社築館クリーンセンター 460トン
材料リサイクル 株式会社レイ・モンド 410トン
材料リサイクル 有限会社丸松産業 215トン
材料リサイクル 共和観光株式会社 67トン
材料リサイクル 株式会社リング 35トン
材料リサイクル 株式会社加藤商事 21トン


とりあえず〜

関連(本ブログ) 平成25年度の状況↓↓
■23区 容器包装プラスチックの再商品化落札結果(平成25年度)指定法人ルート(2013年04月05日)
■容リ協会 容リ法第10条の2による、平成24年度分の市町村への資金拠出額が確定 (総額約19億円)(2013年09月02日)
■容リプラ再商品化施設見学(その2) 材料リサイクル/エム・エム・プラスチック(2009年05月23日)


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