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Channel: 東京23区のごみ問題を考える
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第30回 東京ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業環境安全委員会

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■第30回 東京ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業環境安全委員会
1 日 時:平成26年3月5日(水) 17:00 〜 19:00
2 場 所:ホテルイースト21東京
3 議 題:
(1)東京PCB廃棄物処理施設における操業状況について
(2)PCB廃棄物処理基本計画の変更案について
(3)その他

なんと、今日は、5人の委員がご欠席。
それでも開催して、はやく1号機、2号機の運転再開をしたかったのだろう、

東京PCB廃棄物処理施設で、1月10日発生した、水熱酸化分解設備の配管に穴があき水蒸気が噴出した事故で、原因とおもわれる説明や、減肉状況の検査検査等の報告などがあったのだが〜 分厚い資料とパワポで、半年前の定期点検では問題のない箇所が、たまたま条件が3つ重なったがために、腐食、減肉が進み穴があいたと特定。他の類似箇所の検査結果は大丈夫だった、No1、No2も、接続配管を取りはずして、「問題がないことを確認したので、運転を再開する。」といわれれば、そうだったのかとおもうしかないし、佐古先生も、織先生も、欠席だし、専門的なことも、厳しい意見も、どなたからもでようがない安全委員会。

みなさん、やっとなんとか処理が順調に進んでの事故停止で、あまり深刻な事故と考えないのか、考えたくないのか、早く再開しないと、ここで停滞したらさらに処理が遅れると思うのか、、、なにか、こういう時がいちばん嫌な感じ。なにか大きなトラブルの前兆でなければいいが。本来なら、来年3月には東京事業は操業終了予定であったのに、あと8年後、最悪11年後まで操業延長。

混合配管も、再生熱交換器も、犠牲陽極効果なし云々も、
操業当初は、なにしろ、つまり、つまり、つまり問題だったが、
今は、腐食、減肉、腐食、減肉で、、
現場で働く人も,身の細るおもいだろうが、
それでもしっかりと設備点検をぬかりなくやって、早め早めに対応していくしかないのだろうから、想定外で、条件が重なってでは、取り返しのつかないことも起きえるので、どちらにしてもたいへんな事業である。
いろいろおもうことたくさんあるが〜

環境省の、「PCB廃棄物処理基本計画の変更案について」の説明、またまた、現状のペースだと平成49年までかかる。処理促進策で、平成34年まで(予備期間を入れて平成37年までに終了)を言っていた。本来なら、平成27年3月に操業は終了予定であったことはもうだれも口にしない。処理促進策も、前回、推進に関する検討委員会のときよりも具体的な資料となっていた。

委員長の、JESCO操業終了後は「保管事業者が自己責任で処理」というだけでなく、その姿を示せ?というのは本当にそう思う。いくら脅しをかけても、処理期限までに処理しない事業者が、自己責任で処理をするはずがない。具体的に、そうなると、どれだけ費用がかかるのか、新たな施設をつくることなどできないし、法の最終期限は決まっているし、逆に、私が恐れているのは、薄めて認定施設での焼却という可能性。その方が安くなって、それを待つ人がでるのではないかと、その善し悪しも含めてしっかりと決めたほうがいい。ただ、「保管事業者が自己責任で処理」というのはある意味、無責任というより放置するということになりかねない。



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