■重工環境JVに決定/富岡町廃棄物選別、減容化/環境省福島
日刊建設通信新聞 (会員登録)-2014/03/04
環境省福島環境再生事務所は、WTO(世界貿易機関)対象の「平成25年度富岡町対策地域内廃棄物処理業務(破砕選別、減容化処理)」を総合評価落札方式一般競争入札した結果、593億円(税別)で三菱重工環境・化学エンジニアリング・鹿島・三菱重工業JVに決めた。応札は同JVのみだった。2013年11月にも入札したが、予定価格を超過したため不調となっていた。
概要は仮設破砕選別施設、仮設焼却施設、仮設保管施設の設計施工、運営と、仮設処理施設の解体撤去。業務用地面積は、破砕選別用地が約2万3000?、焼却用地が約1万8000?、選別物保管用地が約3万7000?、灰保管用地が約4万2000?。選別物保管用地と灰保管用地は処理の進捗状況に応じて段階的に増設する。履行期間は18年3月31日まで。工事場所は福島県富岡町。
[ 2014-03-04 4面 面名:4面]
岩手・宮城に比べて、
福島県内の災害廃棄物の全容がわかりにくい、、、
特に、国直轄で処理するとなっている廃棄物
●災害廃棄物処理の進捗状況(福島県)H25.12.20
国によるふくしま災害廃棄物処理の情報サイト
●災害廃棄物等推定量※1と対策地域内廃棄物処理の進捗状況(平成26年2月21日)
仮設処理施設の確保状況
南相馬市 260,000t(可燃:88,000t、不燃:171,000t)
・小高区の市有地における仮設処理施設の設置について建設準備中(施設設計中)
浪江町 289,000t(可燃:82,000t、不燃:206,000t)
・棚塩地区における仮設処理施設の設置について建設準備中(測量等事前調査実施中)
双葉町 13,000t(可燃:3,900t、不燃:8,900t)
・処理方針検討中
大熊町 3,900t(可燃:2,100t、不燃:1,900t)
・処理方針検討中
富岡町 105,000t(可燃:44,000t、不燃:60,000t)←三菱重工環境JV593億円(税別)
・毛萱地区及び仏浜地区における仮設焼却施設等の設置について建設準備中(事業者を選定中)
楢葉町 76,000t(可燃:36,000t、不燃:40,000t)
・候補地検討中
飯舘村 42,000t(可燃:38,000t、不燃:4,200t)
・小宮地区における小型焼却炉の設置について建設工事中
・蕨平地区における可燃性廃棄物減容化事業の実施について建設準備中(事業者を選定中)
川俣町 3,300t(可燃:2,400t、不燃:890t)
・処理方針検討中
葛尾村 6,700t(可燃:5,700t、不燃:1,100t)
・地蔵沢地区における設置について建設準備中(施設設計中)
田村市 2,300t(可燃:1,500t、不燃:770t)
・設置しない方針(既存の処理施設にて処理中)
川内村 2,500t(可燃:1,700t、不燃:770t)
・五枚沢地区における小型焼却炉の設置について建設準備中(事業者を選定中)
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●福島県鮫川村における実証事業
福島県鮫川村において、放射性物質を含む農林業系副産物等を焼却処理するための実証事業を進めています。
焼却炉能力
処理能力:199kg/時間、1.5t/日 (傾斜回転床炉 日立造船)
●飯舘村蕨平地区における可燃性廃棄物減容化事業について
仮設焼却炉(処理能力240トン/日)を設置
●相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
災害廃棄物発生量(可燃物)※
相馬市 15万2千トン
新地町 2万2千トン
仮設焼却炉の概要 (タクマ 約40億円「プラントの設計・施工 平成24年度の施設運営」)
施設規模:
階段式ストーカ炉
150 t/日×2炉
回転式ストーカ炉
270 t/日×1炉
計 570 t/日
平成25年2月20日に点火式を行い、焼却処理を開始
●福島県県中浄化センターにおける実証事業
(福島県県中浄化センター(郡山市)における下水汚泥焼却事業)
焼却方式:流動床焼却炉
処理能力:90t/日
●福島県福島市における実証事業
(福島市堀河町終末処理場における下水汚泥減容化事業)
●岩手県一関市における実証事業
8,000Bq/kg超の農林業系廃棄物の処理事例
関連(本ブログ)
■震災がれきの95%を処理 1月末時点、環境省&ふくしま対策地域内廃棄物処理の進捗状況(2014年02月22日)
日刊建設通信新聞 (会員登録)-2014/03/04
環境省福島環境再生事務所は、WTO(世界貿易機関)対象の「平成25年度富岡町対策地域内廃棄物処理業務(破砕選別、減容化処理)」を総合評価落札方式一般競争入札した結果、593億円(税別)で三菱重工環境・化学エンジニアリング・鹿島・三菱重工業JVに決めた。応札は同JVのみだった。2013年11月にも入札したが、予定価格を超過したため不調となっていた。
概要は仮設破砕選別施設、仮設焼却施設、仮設保管施設の設計施工、運営と、仮設処理施設の解体撤去。業務用地面積は、破砕選別用地が約2万3000?、焼却用地が約1万8000?、選別物保管用地が約3万7000?、灰保管用地が約4万2000?。選別物保管用地と灰保管用地は処理の進捗状況に応じて段階的に増設する。履行期間は18年3月31日まで。工事場所は福島県富岡町。
[ 2014-03-04 4面 面名:4面]
岩手・宮城に比べて、
福島県内の災害廃棄物の全容がわかりにくい、、、
特に、国直轄で処理するとなっている廃棄物
●災害廃棄物処理の進捗状況(福島県)H25.12.20
国によるふくしま災害廃棄物処理の情報サイト
●災害廃棄物等推定量※1と対策地域内廃棄物処理の進捗状況(平成26年2月21日)
仮設処理施設の確保状況
南相馬市 260,000t(可燃:88,000t、不燃:171,000t)
・小高区の市有地における仮設処理施設の設置について建設準備中(施設設計中)
浪江町 289,000t(可燃:82,000t、不燃:206,000t)
・棚塩地区における仮設処理施設の設置について建設準備中(測量等事前調査実施中)
双葉町 13,000t(可燃:3,900t、不燃:8,900t)
・処理方針検討中
大熊町 3,900t(可燃:2,100t、不燃:1,900t)
・処理方針検討中
富岡町 105,000t(可燃:44,000t、不燃:60,000t)←三菱重工環境JV593億円(税別)
・毛萱地区及び仏浜地区における仮設焼却施設等の設置について建設準備中(事業者を選定中)
楢葉町 76,000t(可燃:36,000t、不燃:40,000t)
・候補地検討中
飯舘村 42,000t(可燃:38,000t、不燃:4,200t)
・小宮地区における小型焼却炉の設置について建設工事中
・蕨平地区における可燃性廃棄物減容化事業の実施について建設準備中(事業者を選定中)
川俣町 3,300t(可燃:2,400t、不燃:890t)
・処理方針検討中
葛尾村 6,700t(可燃:5,700t、不燃:1,100t)
・地蔵沢地区における設置について建設準備中(施設設計中)
田村市 2,300t(可燃:1,500t、不燃:770t)
・設置しない方針(既存の処理施設にて処理中)
川内村 2,500t(可燃:1,700t、不燃:770t)
・五枚沢地区における小型焼却炉の設置について建設準備中(事業者を選定中)
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●福島県鮫川村における実証事業
福島県鮫川村において、放射性物質を含む農林業系副産物等を焼却処理するための実証事業を進めています。
焼却炉能力
処理能力:199kg/時間、1.5t/日 (傾斜回転床炉 日立造船)
●飯舘村蕨平地区における可燃性廃棄物減容化事業について
仮設焼却炉(処理能力240トン/日)を設置
●相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
災害廃棄物発生量(可燃物)※
相馬市 15万2千トン
新地町 2万2千トン
仮設焼却炉の概要 (タクマ 約40億円「プラントの設計・施工 平成24年度の施設運営」)
施設規模:
階段式ストーカ炉
150 t/日×2炉
回転式ストーカ炉
270 t/日×1炉
計 570 t/日
平成25年2月20日に点火式を行い、焼却処理を開始
●福島県県中浄化センターにおける実証事業
(福島県県中浄化センター(郡山市)における下水汚泥焼却事業)
焼却方式:流動床焼却炉
処理能力:90t/日
●福島県福島市における実証事業
(福島市堀河町終末処理場における下水汚泥減容化事業)
●岩手県一関市における実証事業
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