【愛知】 レジ袋有料化の店減少　名古屋市内

☆中日新聞「レジ袋有料化の店減少　名古屋市内」より
■ 【愛知】 レジ袋有料化の店減少　名古屋市内
中日新聞-2014/02/28
名古屋市内のスーパーやドラッグストアなどで、レジ袋の有料化をやめる店舗が増えている。競合店が無料にした場合、客離れを防ぐため有料化の継続を断念するケースが目立つ。市環境局ごみ減量部は「レジ袋を減らせば、ごみそのものや地球温暖化の原因となる二酸化炭素（ＣＯ２）の削減につながる」と意義を強調。「店が有料化を続けるには市民の理解が必要」と、マイバッグ持参での買い物をあらためて呼び掛けている。 ...
（略）
◆市、協力店のマーク決める

　市は有料化の協力店舗を増やし、市民にマイバッグの利用を促そうと、「レジ袋削減協定締結店」のマークを決めた。
　デザインを考案したのは岡崎市の岩竹優花さん（２０）。マークには「マイバッグを愛用し自然を愛そう」との気持ちを込めた。四月から、協力店舗の店頭に掲示する。
　有料化店でのレジ袋の売却益は、環境関連の事業で地域に還元されている。「レジ袋有料化還元基金」への繰り入れは、これまでに計六千八百万円に上っており、ソーラー式のＬＥＤ照明灯（六基）、保育園・幼稚園の園庭の芝生化（十五園）などに使われた。
　（朝田憲祐）