多摩ニュータウン環境組合 　清掃工場だより３月号｢清掃工場の延命化｣ ／東京

多摩ニュータウン環境組合「お知らせ」から転載、

多摩ニュータウン環境組合　
環境にやさしい安全で開かれた多摩清掃工場
■清掃工場だより３月号｢清掃工場の延命化｣　2月24日(月)
　　環境省より、廃棄物処理施設の長寿命化、延命化のために、「廃棄物処理施設長寿命化計画作成の手引き」が提案されたことから、多摩ニュータウン環境組合においても長寿命化計画に基づく更新工事・維持管理が必要と考え、長寿命化計画を策定しました。
　通常焼却施設の寿命は約２５年ですが、それを３５年まで延命化させようとするものです。当焼却施設は平成２５年度で１５年目を迎え、人間でいうと４８歳というかなりのベテランの領域に入っています。　４８歳にもなれば、個人差はあると思いますが、からだのどこかに異変を感じ、老後になっても自立した生活ができるよう普段から運動するなどの予防策をとろうとします。
焼却施設も同じで、今後予防保全策をとっていかないと劣化が進み、寿命が短くなってしまいます。そのために長寿命化計画による延命化計画を定め、計画的に更新工事や維持管理を行うことにより、さらに１０年の寿命を延ばそうとするもので、人間でいうと１１２歳まで生き延びようとするものです。
　長寿命化計画による延命化計画を策定することにより次のようなメリットがあります。
?コストの削減
　延命化工事をすることにより、ライフサイクルコストの削減を図ることも可能となります。また、長いスパンで考えた場合、施設更新回数も少なくてすみます。
?CO2の削減
　延命化対策を行うことにより、年間のCO2排出量を1,031t-CO2/年、12.8％削減することができます。
?交付金による財政的支援
　延命化計画により、CO2削減の対象となる工事に対して交付金を受けることができます。
　以上により、今後はこの長寿命化計画による延命化計画に基づき、計画的に焼却施設の予防保全工事を行い、延命化を図っていきたいと考えています。

とてもわかりやすい〜
そうなんだ、交付金による財政的支援もあるのだ

環境省
■廃棄物処理施設長寿命化計画作成の手引き（ごみ焼却施設編）平成２２年３月
■循環型社会形成推進交付金サイト

■ 大垣市はクリーンＣ長寿命化などを盛る／岐阜
建通新聞　2014/2/25
　【大垣】大垣市の２０１４年度当初予算案の内訳（事業費ベース）をまとめた。建設工事関連では、「クリーンセンター焼却施設長寿命化」「公共施設再生可能エネルギー導入」などに着手する。
　主な予算内訳は次の通り。 このコンテンツの ...