☆金町浄水場(利根川・江戸川水系)浄水場発生土測定結果
(機械脱水)平成23年3月28日〜平成25年12月)
新海面処分場に運び込まれている「上水スラッジ」のセシウム濃度が気になったので、2011年3月からの推移をグラフにしてみた〜 金町浄水場(利根川・江戸川水系)の最新の浄水場発生土の放射能測定結果はセシウム合計で281Bq/Kg(平成25年12月)
金町浄水場(東京・葛飾)の水道水から、厚生労働省が通知した乳児向けの暫定的な基準を上回る210Bq/Kgの放射性ヨウ素を検出したのが平成23年3 月22 日。その後は、水道水からの放射性ヨウ素やセシウムは、検出下限値以下に収まったものの、浄水場発生土からは今なおセシウムの検出が続いている。
水道局のホームページ、あまりみたことなかったので、原発事故以降の放射能汚染状況、ひととおりの放射能測定結果をチェックしてみた。
東京都水道局HP
■東日本大震災の影響等に関する水道局関係情報
都内でいちばん汚染がひどかった金町浄水場(利根川・江戸川水系)の推移をみてみた〜
●浄水場の浄水(水道水)の放射能測定結果
※検出限界は0.5〜0.9Bq/Kg程度
●都内の水道水中の放射能測定結果
放射性ヨウ素
放射性セシウム合計
●浄水場の原水の放射能測定結果
原水の測定は、検査体制が整った4 月12 日から実施
金町浄水場(利根川・江戸川水系)
放射性ヨウ素(ヨウ素131)
平成23年4 月13 日 2 Bq/Kg
放射性セシウム(セシウム134)
平成23年6 月7 日 2 Bq/Kg
放射性セシウム(セシウム137)
平成23年4 月14 日 3 Bq/Kg
平成23年6 月7 日 2
平成23年9 月4 日 3
上記以外の日は全てで不検出(検出限界値 2〜3Bq/Kg)
平成24 年4 月以降は検出限界値が1Bq/Kg以下(0.6〜0.9Bq/Kg)になっている。
●浄水場発生土等の放射能測定結果について
浄水場発生土等の放射能測定結果【セシウム拡大図】
今なお281Bq/Kg(平成25年12月)のセシウム濃度の浄水場発生土等の放射能測定結果の推移をみながら、下水の脱水汚泥のセシウム濃度の方がよほど低いのではないかと比較してみた。ただし、下水道局の下水脱水汚泥の放射能測定は、平成23年の12月までで終了、それ以降は、汚泥焼却灰と汚泥焼却灰に水とセメントを混ぜ埋立てする混練灰の測定結果のみとなった。
●下水処理における放射能等測定結果(脱水汚泥)
放射性ヨウ素131(平成23年5月〜平成23年12月)
●下水処理における放射能等測定結果(脱水汚泥)
放射性セシウム(平成23年5月〜平成23年12月)
福島原発事故が起きるまでは、浄水場も下水処理場もスラッジの有効利用をおこなっていたようだが、放射能汚染により有効利用が中断、しかし、今はもう一部で利用が再開しているようだ。リサイクルは100Bq/Kg以下と思っていたが、浄水場発生土の有効利用は園芸用土・・・・・400Bq/kg以下、グラウンド土・・・200Bq/kg以下ということ、、知らなかった。
参考
東京都水道局
●浄水場発生土の有効利用
平成22年度は浄水場発生土71,985tのうち、約98%を有効利用(75%を園芸用土やグランドの改良材。23%をセメント、粒状改良土の原料)しました。残る約2%は東京湾内の処分場に埋立処分しました。
当局の浄水場発生土は、福島第一原子力発電所の事故により、平成25年3月まで園芸用土等への有効利用を自粛してきました。
平成25年3月13日に厚生労働省より「放射性物質が検出された浄水発生土の園芸用土又はグラウンド土への有効利用に関する考え方」が通知され、有効利用を再開しました。
この通知により有効利用が可能となる基準値については、以下のとおりです。
・園芸用土・・・・・400Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
・グラウンド土・・・200Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
■江戸川系(金町・三郷)浄水場給水区域の概要
※水道局「江戸川系(金町・三郷)浄水場給水区域概要図」より
●政府公報オンライン(暮らしのお役立ち情報)平成24年4月掲載
ご存じですか?食品中の放射性物質の新しい基準値は、
子どもたちの安全に特に配慮して定められています
すべての年齢の人に配慮された基準値を設定しています
新たな基準値では、すべての人が摂取し代替がきかず、摂取量が多い「飲料水」、乳児だけが食べる「乳児用食品」、子どもの摂取量が特に多い「牛乳」など、特に配慮が必要と考えられる食品については区分を設け、それ以外の食品は、個人の食習慣の違い(飲食する食品の偏り)の影響を最小限にするため、一括して「一般食品」として、4つの区分で次のような基準値を設定しました。
原発事故以降、しばらくは福島や周辺県の放射線量や各種測定結果など気になってあれこれ調べていたが、、、比較するのも申し分けないようで、、、止めてしまった。東京でも今もなおこの状況ということは、、、
関連(本ブログ)
■東京都、乳児の水道水飲用控える要請 23区など 金町浄水場、基準上回る放射性ヨウ素(2011年03月23日)
(機械脱水)平成23年3月28日〜平成25年12月)
新海面処分場に運び込まれている「上水スラッジ」のセシウム濃度が気になったので、2011年3月からの推移をグラフにしてみた〜 金町浄水場(利根川・江戸川水系)の最新の浄水場発生土の放射能測定結果はセシウム合計で281Bq/Kg(平成25年12月)
金町浄水場(東京・葛飾)の水道水から、厚生労働省が通知した乳児向けの暫定的な基準を上回る210Bq/Kgの放射性ヨウ素を検出したのが平成23年3 月22 日。その後は、水道水からの放射性ヨウ素やセシウムは、検出下限値以下に収まったものの、浄水場発生土からは今なおセシウムの検出が続いている。
水道局のホームページ、あまりみたことなかったので、原発事故以降の放射能汚染状況、ひととおりの放射能測定結果をチェックしてみた。
東京都水道局HP
■東日本大震災の影響等に関する水道局関係情報
都内でいちばん汚染がひどかった金町浄水場(利根川・江戸川水系)の推移をみてみた〜
●浄水場の浄水(水道水)の放射能測定結果
※検出限界は0.5〜0.9Bq/Kg程度
●都内の水道水中の放射能測定結果
放射性ヨウ素
放射性セシウム合計
●浄水場の原水の放射能測定結果
原水の測定は、検査体制が整った4 月12 日から実施
金町浄水場(利根川・江戸川水系)
放射性ヨウ素(ヨウ素131)
平成23年4 月13 日 2 Bq/Kg
放射性セシウム(セシウム134)
平成23年6 月7 日 2 Bq/Kg
放射性セシウム(セシウム137)
平成23年4 月14 日 3 Bq/Kg
平成23年6 月7 日 2
平成23年9 月4 日 3
上記以外の日は全てで不検出(検出限界値 2〜3Bq/Kg)
平成24 年4 月以降は検出限界値が1Bq/Kg以下(0.6〜0.9Bq/Kg)になっている。
●浄水場発生土等の放射能測定結果について
浄水場発生土等の放射能測定結果【セシウム拡大図】
今なお281Bq/Kg(平成25年12月)のセシウム濃度の浄水場発生土等の放射能測定結果の推移をみながら、下水の脱水汚泥のセシウム濃度の方がよほど低いのではないかと比較してみた。ただし、下水道局の下水脱水汚泥の放射能測定は、平成23年の12月までで終了、それ以降は、汚泥焼却灰と汚泥焼却灰に水とセメントを混ぜ埋立てする混練灰の測定結果のみとなった。
●下水処理における放射能等測定結果(脱水汚泥)
放射性ヨウ素131(平成23年5月〜平成23年12月)
●下水処理における放射能等測定結果(脱水汚泥)
放射性セシウム(平成23年5月〜平成23年12月)
福島原発事故が起きるまでは、浄水場も下水処理場もスラッジの有効利用をおこなっていたようだが、放射能汚染により有効利用が中断、しかし、今はもう一部で利用が再開しているようだ。リサイクルは100Bq/Kg以下と思っていたが、浄水場発生土の有効利用は園芸用土・・・・・400Bq/kg以下、グラウンド土・・・200Bq/kg以下ということ、、知らなかった。
参考
東京都水道局
●浄水場発生土の有効利用
平成22年度は浄水場発生土71,985tのうち、約98%を有効利用(75%を園芸用土やグランドの改良材。23%をセメント、粒状改良土の原料)しました。残る約2%は東京湾内の処分場に埋立処分しました。
当局の浄水場発生土は、福島第一原子力発電所の事故により、平成25年3月まで園芸用土等への有効利用を自粛してきました。
平成25年3月13日に厚生労働省より「放射性物質が検出された浄水発生土の園芸用土又はグラウンド土への有効利用に関する考え方」が通知され、有効利用を再開しました。
この通知により有効利用が可能となる基準値については、以下のとおりです。
・園芸用土・・・・・400Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
・グラウンド土・・・200Bq/kg以下(浄水場から搬出される段階での数値)
■江戸川系(金町・三郷)浄水場給水区域の概要
※水道局「江戸川系(金町・三郷)浄水場給水区域概要図」より
●政府公報オンライン(暮らしのお役立ち情報)平成24年4月掲載
ご存じですか?食品中の放射性物質の新しい基準値は、
子どもたちの安全に特に配慮して定められています
すべての年齢の人に配慮された基準値を設定しています
新たな基準値では、すべての人が摂取し代替がきかず、摂取量が多い「飲料水」、乳児だけが食べる「乳児用食品」、子どもの摂取量が特に多い「牛乳」など、特に配慮が必要と考えられる食品については区分を設け、それ以外の食品は、個人の食習慣の違い(飲食する食品の偏り)の影響を最小限にするため、一括して「一般食品」として、4つの区分で次のような基準値を設定しました。
原発事故以降、しばらくは福島や周辺県の放射線量や各種測定結果など気になってあれこれ調べていたが、、、比較するのも申し分けないようで、、、止めてしまった。東京でも今もなおこの状況ということは、、、
関連(本ブログ)
■東京都、乳児の水道水飲用控える要請 23区など 金町浄水場、基準上回る放射性ヨウ素(2011年03月23日)