環境省「国直轄による福島県における災害廃棄物等の処理進捗状況728KB」から
環境省 放射性物質汚染廃棄物処理情報サイトから
仮設焼却炉の設置状況を整理してみた~
東京電力福島第一原発事故でばらまかれた放射性物質、国直轄(対策地域内)、国直轄(指定廃棄物)、国代行処理などで仮設焼却炉を建設し、減容化と称して焼却処理を行っている。多額の税金を使って、、、
国直轄による福島県(対策地域内)における仮設焼却施設の設置状況( 2019年6月28日時点)
○ 9市町村(10施設)において仮設焼却施設を設置。2019年5月末までに 約101 万トン (除染廃棄物を含む)を処理済 。
※処理済量については、 除染廃棄物も含み()内はうち災害廃棄物等の処理済量。
仮設焼却施設の状況や焼却灰等の放射性物質濃度等は「福島県における取組み」へ
・川内村仮設焼却施設 災害廃棄物の処理完了 約2,000トン(約2,000トン)処理済み
7t/日 日立造船(約29億円) (平成26年12月~平成28年2月処理完了)
・飯舘村(小宮地区仮設焼却施設) 災害廃棄物の処理完了 約2,900トン(約2,900トン)処理済
5t/日 神鋼環境・神戸製鋼所JV(約39億円) (平成26年9月~平成29年3月処理完了)
・富岡町仮設焼却施設 災害廃棄物の処理完了 約155,000 トン (約55,000トン)処理済
500t/日 鹿島・三菱重工JV(約623億円 (平成27年4月~平成30年8月に処理完了)
・南相馬市仮設焼却施設 市内の災害廃棄物、片付けごみ
400t/日 JFE、日本国土開発JV( 約340億円) 履行期限:平成30年3月31日
2015年4月より稼働中 約208,000トン(約90,000トン)処理済
・葛尾村仮設焼却施設 村内の災害廃棄物、片付けごみ、除染廃棄物
200t/日 JFE、奥村組、西松建設、大豊建設JV(約372億円) 履行期限:平成30年3月31日
2015年4月より稼働中 約113,000トン(約34,000トン)処理済み
・浪江仮設焼却施設 町内の災害廃棄物、片付けごみ、除染廃棄物
300t/日 日立造船・安藤間・神戸製鋼所JV(約495億円) 履行期限:平成30年3月31日
2015年年5月より稼働中 約201,000トン(約126,000トン)処理済
・飯舘村(蕨平地区)(減容化事業) (蕨平地区仮設資材化施設)
村内の家屋解体ごみ等と除染廃棄物、及び村外5市町の下水汚泥・農林業系廃棄物
240t/日 HI環境エンジニアリング・日揮・熊谷組JV(約414億円) 履行期限:平成31年7月31日
2016年1月より稼働中 約172,000トン(約41,000トン)処理済
・楢葉町仮設焼却施設 災害廃棄物の処理完了 約77,000トン(約329,000トン)処理済
200t/日 JFE・飛島特定業務共同企業体(約353億円) (平成28年11月~平成31年3月処理完了)
・大熊町仮設焼却施設-(津波廃棄物、片付けごみ、家屋解体廃棄物及び除染廃棄物
200t/日 三菱・鹿島共同企業体(約298.7億円) 履行期限:平成34年3月31日
(2017年12月より稼働中) 約43,000トン(約15,000トン)処理済
←平成29年12月 大熊町仮設焼却炉
・双葉町------(建設中)
双葉町仮設焼却施設
第一焼却施設 150t/日
第二焼却施設 200t/日
この仮設焼却施設は、双葉町内の津波がれき、被災家屋等の解体に伴い発生する廃棄物(災害廃棄物)、住民の方々が片付けを行って廃棄されたごみ(片付けごみ)、除染作業に伴い発生する可燃性廃棄物(除染廃棄物)及び中間貯蔵施設内に保管されている可燃性廃棄物等を焼却処理し減容化を行うもので、国が建設する施設です。
処理予定量は、277,400トン程度です。
※焼却予定量は、想定であるため、今後変動の可能性があります。
双葉町仮設灰処理施設
第一焼却施設 150t/日
第二焼却施設 150t/日
この仮設灰処理施設は、中間貯蔵施設内に搬入された焼却灰及びばいじん並びに双葉町仮設焼却施設で発生した焼却灰及びばいじん等の減容化を行うもので、国が建設する施設です。
処理予定量は、231,200トン程度です。
※処理予定量は、想定であるため、今後変動の可能性があります。
双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄 物処理その1業務
仮設焼却施設:シャフト炉式ガス化溶融炉 150トン/日×1炉、(新日鉄)
仮設灰処理施設 :回転式表面溶融炉 75トン/日×2炉(クボタ)
焼却炉と灰溶融炉の建設、建設完了後3年間の運転管理
新日鉄・クボタ・大林・TPT特定共同企業体(1,296億6千万円)
双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その2業務
仮設焼却施設(ストーカ式焼却炉、 処理能力200t/日×1炉)
仮設灰処理施設(コークスベッド式溶融炉、処理能力75t/日×2炉)
焼却炉と灰溶融炉の建設、建設完了後3年間の運転管理
JFE・前田特定業務共同企業体(1,212億7千万円)
・川俣町----------既存の処理施設で処理
3,300t
・田村市-- 既存の処理施設で処理
(設置しない方針(既存の処理施設にて処理中) 2,300t
指定廃棄物処理( 国直轄)
・飯舘村 蕨平地区(仮設焼却施設)※対策地域内廃棄物処理(国直轄)の欄参照
・飯舘村 蕨平(仮設資材化実証事業) 村内の焼却炉から発生する焼却灰と村内の除染土壌の一部を用いて、再生利用可能な資材を生成する実証事業 10t/日 日揮・太平洋セメント・太平洋エンジニアリング・日本下水道事業団・農研機構・国際農林水産業研究センターJV
・田村市・川内村 【開閉所農林業系廃棄物処理業務(減容化処理)】
・県中、県南、いわき、川内村、会津、南会津の農林業系廃棄物、下水汚泥(想定) 処理予定量は、49,300トン程度
・田村市、川内村内の除染実施区域(20km圏外)の除染廃棄物(想定)
60t/日 三菱・大林・東亜共同企業体 (144億円)←低入札価格調査を実施 履行期限:平成32年3月31日 建設中?
・安達地方 【安達地方における農林業系廃棄物等処理業務(減容化処理)】
安達地方(二本松市、本宮市、大玉村)の農林業系廃棄物、除染廃棄物
130t/日(想定)未定 日立造船・大林組特定共同企業体(55.6億円) 履 行 期 限:平成35年1月31日 平成29年5月契約、これから建設
・郡山市 県中浄化センター(福島県が管理する流域下水道)の下水汚泥
90t/日 神戸製鋼所・神鋼環境ソリューション・日本下水道事業団・三菱総合研究所JV
(平成26年3月末日をもって事業終了)(平成26年度から福島県が焼却処理を継続)
・鮫川村 村内の農林業系廃棄物、除染廃棄物
1.5t/日 日立造船
(平成26年3月18日から本格運転、、平成27年7月28日焼却終了) 焼却量415トン
災害廃棄物国代行処理
・相馬市 相馬市、新地町内の災害廃棄物(追加的に相馬市内の除染廃棄物と農林業系廃棄物を相馬市が処理)
570t/日(階段式ストーカ炉 150 t/日×2炉 回転式ストーカ炉 270 t/日×1炉)タクマ(H26年度は、IHI環境エンジニアリング)
(新地町分は平成26年3月に処理完了焼却量は約1万8千トン(相馬市・新地町仮設焼却施設の解体撤去工事完了 平成28年3月29日に工事が完了)、相馬市分は平成26年11月に処理完了焼却量約6万8千トン)処理完了、
放射性物質濃度等
・広野町 町内の災害廃棄物、除染廃棄物、農林業系廃棄物(除染廃棄物と農林業系廃棄物は、町が処理)
80t/日(ガス化溶融炉 80 t/日×1炉) 新日鉄住金エンジニアリング
(平成27年5月より稼働、平成29年1月25日に減容化処理完了) 災害廃棄物 1万6千トン 維持管理記録
・南相馬市 市内(避難区域を除く)の災害廃棄物
200t/日(ストーカ炉 200 t/日×1炉) JFE・日本国土特業務共同企業体
(平成28年12月19日に代行処理を完了) 南相馬市 約3万6千トン 運営協議会
仮設焼却炉の放射性物質測定結果など↓↓ここにあり
災害廃棄物の国による代行処理について
国によるふくしま災害廃棄物処理の情報サイト
相馬市及び新地町の災害廃棄物の国による代行処理について
広野町の災害廃棄物の国による代行処理について
南相馬市の災害廃棄物の国による代行処理について
福島環境再生事務所
調達情報
平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その1業務
平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その2業務
業 務 名 平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その1業務
契 約 年 月 日 平成30年3月1日
契 約 方 法 一般競争入札 総合評価落札方式
業 務 場 所 福島県双葉郡双葉町細谷 地内
契 約 業 者 名 新日鉄・クボタ・大林・TPT特定共同企業体
履 行 期 限 平成35年3月31日
業 務 概 要 双葉町内で発生した可燃性の除染廃棄物、津波廃棄物、片
付けごみ及び家屋解体廃棄物並びに中間貯蔵施設の受入分別
施設で選別された可燃物を処理するため、仮設焼却施設を整
備し処理を行う。また、中間貯蔵施設内に搬入された焼却灰
及びばいじん並びに仮設焼却施設で発生した焼却灰及びばい
じんを処理するため、仮設灰処理施設を整備し処理を行う。
契 約 金 額 ¥129,666,096,000-(消費税込)(シャフト炉・表面溶融炉)
業 務 名 平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その2業務
契 約 年 月 日 平成30年3月1日
契 約 方 法 一般競争入札 総合評価落札方式
業 務 場 所 福島県双葉郡双葉町細谷 地内
契 約 業 者 名 JFE・前田特定業務共同企業体
履 行 期 限 平成35年3月31日
業 務 概 要 双葉町内で発生した可燃性の除染廃棄物、津波廃棄物、片
付けごみ及び家屋解体廃棄物並びに中間貯蔵施設の受入分別
施設で選別された可燃物を処理するため、仮設焼却施設を整
備し処理を行う。また、中間貯蔵施設内に搬入された焼却灰
及びばいじん並びに仮設焼却施設で発生した焼却灰及びばい
じんを処理するため、仮設灰処理施設を整備し処理を行う。
契 約 金 額 ¥121,273,200,000-(消費税込) (ストーカ炉・コークスベッド式灰溶融炉)
●仮設減容化施設の契約情報につい
平成29年度
●平成29年度安達地方における農林業系廃棄物等処理業務(減容化処理) NEW
業 務 名:平成29年度安達地方における農林業系廃棄物等処理業務(減容化処理)
契 約 年 月 日:平成29年5月18日契 約 方 法 一般競争入札 総合評価落札方式
業 務 場 所:福島県二本松市戸沢字熊ノ久保 地内
契 約 業 者 名:日立造船・大林組特定共同企業体
履 行 期 限:平成35年1月31日
業 務 概 要: 本業務は、二本松市内に仮設処理施設を建設し、二本松市、本宮市及び大玉村内における農林業系廃棄物等を焼却により減容化するものである。
契 約 金 額:¥5,563,374,594-(消費税込)
平成28年度
●平成28年度大熊町における廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成28年度大熊町における廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成28年5月27日
契約方法:一般競争入札 総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡大熊町 地内
契約業者名:三菱・鹿島共同企業体
履行期限:平成34年3月31日
業務概要:本業務は、大熊町内に仮設処理施設を建設し、大熊町内等における廃棄物(津波廃棄物、片付けごみ、家屋解体廃棄物及び除染廃棄物)を焼却処理し減容化するものである。
契約金額:¥29,872,800,000-(消費税込)
平成27年度
●平成27年度開閉所農林業系廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成27年度開閉所農林業系廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成28年1月22日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県田村市都路町古道地内及び双葉郡川内村上川内地内
契約業者名:三菱・大林・東亜共同企業体
履行期限:平成32年3月31日
業務概要:本業務は、田村市と川内村にまたがる東京電力株式会社南いわき開閉所敷地内の一部に仮設処理施設を建設し、県内24市町村内の農林業系廃廃棄物を焼却により減容化処理するものである。
契約金額:¥14,418,000,000-(消費税込)
●平成27年度楢葉町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成27年度楢葉町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成27年8月31日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡楢葉町地内
契約業者名:JFE・飛島特定業務共同企業体
履行期限:平成32年3月31日
業務概要:本業務は、楢葉町内に仮設処理施設を建設し、楢葉町内の対策地域内廃棄物を焼却処理し減容化するものである。
契約金額:¥35,262,000,000-(消費税込)
平成26年度
●平成26年度葛尾村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成26年度葛尾村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年5月20日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡葛尾村地内
契約業者名:JFE・奥村・西松・大豊特定業務共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、葛尾村内に仮設処理施設を建設し、葛尾村内の対策地域内廃棄物(除染廃棄物 、片付けごみ等)を焼却処理して、減容化するものである。
契約金額:¥37,152,000,000-(消費税込)
●平成26年度南相馬市対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成26年度南相馬市対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年5月20日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県南相馬市小高区地内
契約業者名:JFE・日本国土特定業務共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、南相馬市内に仮設処理施設を建設し、南相馬市内の対策地域内廃棄物(災害廃棄物、片付けごみ)を焼却処理して、減容化するものである。
契約金額:¥34,020,000,000-(消費税込)
●平成26年度浪江町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成26年度浪江町対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年7月31日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡浪江町地内
契約業者名:日立造船・安藤・間・神戸製鋼所特定共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、浪江町内に仮設処理施設を建設し、浪江町内の対策地域内廃棄物(除染廃棄物、片付けごみ等)を焼却処理して、減容化するものである。
契約金額:¥49,464,000,000-(消費税込)
●平成26年度南相馬市災害廃棄物代行処理業務(減容化処理)
業務名:平成26年度南相馬市災害廃棄物代行処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成27年1月23日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県南相馬市小高区蛯沢地内
契約業者名:JFE・日本国土特定業務共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、南相馬市からの災害廃棄物処理の代行要請を受け、南相馬市内に仮設処理施設を建設し、南相馬市の対策地域外の災害廃棄物を代行して焼却処理し減容化するものである。
契約金額:¥41,752,800,000-(消費税込)
平成25年度
●平成25年度川内村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理等)
業務名:平成25年度川内村対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理等)
契約年月日:平成26年3月11日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡川内村下川内五枚沢地内
契約業者名:日立造船株式会社東北支社
履行期限:平成28年9月30日
業務概要:本業務は、川内村内に仮設処理施設を建設し、川内村内の対策地域内廃棄物(災害廃棄物、片付けごみ)を焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥2,929,500,000-(消費税込)
●平成25年度(平成24年度繰越)飯舘村小宮地区対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
業務名:平成25年度(平成24年度繰越)飯舘村小宮地区対策地域内廃棄物処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成25年11月14日
契約方法:随意契約企画競争方式 ←随意契約
業務場所:福島県相馬郡飯舘村小宮字沼平地内
契約業者名:神鋼環境・神戸製鋼共同企業体
履行期限:平成28年3月31日
業務概要:本業務は、飯舘村内に仮設処理施設を建設し、飯舘村内の対策地域内廃棄物(片付けごみを焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥3,926,983,200-(消費税込)
●平成25年度飯舘村蕨平地区対策地域内廃棄物等処理業務(減容化処理)
業務名:平成25年度飯舘村蕨平地区対策地域内廃棄物等処理業務(減容化処理)
契約年月日:平成26年3月26日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県相馬郡飯舘村蕨平地内
契約業者名:IHI環境・日揮・熊谷組廃棄物等処理業務共同企業体
履行期限:平成31年7月31日
業務概要:本業務は、飯舘村蕨平地区に仮設処理施設を建設し、飯舘村内の対策地域内廃棄物(除染廃棄物、災害廃棄物、片付けごみ)ならびに村外の農林業系廃棄物、下水汚泥を焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥41,433,000,000-(消費税込)
●平成25年度富岡町対策地域内廃棄物処理業務(破砕選別、減容化処理)
業務名:平成25年度富岡町対策地域内廃棄物処理業務(破砕選別、減容化処理)
契約年月日:平成26年3月11日
契約方法:一般競争入札総合評価落札方式
業務場所:福島県双葉郡富岡町地内
契約業者名:MHIEC・鹿島・MHI共同企業体
履行期限:平成30年3月31日
業務概要:本業務は、富岡町内に仮設処理施設を建設し、富岡町内の対策地域内廃棄物(災害廃棄物、片付けごみ、除染廃棄物)を破砕選別、焼却して、減容化するものである。
契約金額:¥62,265,000,000-(消費税込)
福島県内の指定廃棄物について
安全に処理を実施するため、放射性物質汚染対処特措法において、安全確保のため濃度によって廃棄物の処理基準が決められています。廃棄物は、焼却灰、汚泥、草木類などさまざまですが、焼却処理などを経て、最終的には放射能の濃度に応じて、適切な方法で安全に処理することができます。
※1:放射性物質汚染対処特措法で安全確保のための基準(焼却灰のセメント固型化など)が決まっています。
※2:国が新たに処理施設を設置する場合は遮断型構造を有する長期管理施設を設置します。
減容化に向けた取組み
農林業系副産物や下水汚泥などの可燃性の指定廃棄物については、焼却などの処理によって処理量を削減(減容化)するとともに、性状の安定化を図る事業を進めています。
現在、事業を実施している減容化施設においては、排ガス中の放射能濃度、敷地内・敷地周辺における空間線量率のモニタリングを行い、その結果を公表しており、安全に減容化(焼却・乾燥)できていることを確認しています。
福島県鮫川村における実証事業
福島県鮫川村における農林業系副産物等処理実証事業(焼却)は、平成27年7月に終了し、この仮設焼却施設は平成28年11月までに解体・撤去しました(写真は実証事業の実施当時のものです)。
詳しくはこちら
福島県福島市における実証事業
(福島市堀河町終末処理場における下水汚泥減容化事業)
福島市堀河町終末処理場において、下水汚泥減容化事業(乾燥)を進めています。
詳しくはこちら
福島県県中浄化センターにおける実証事業
(福島県県中浄化センター(郡山市)における下水汚泥焼却事業)
福島県県中浄化センターにおける下水汚泥減容化事業(焼却)は、平成25年度末に終了しました。
詳しくはこちら
福島県飯舘村蕨平地区における可燃性廃棄物減容化事業
福島県飯舘村蕨平地区において、可燃性廃棄物減容化事業を進めることとなりました。
蕨平地区における減容化事業について969KB
仮設資材化施設の稼働状況はこちら
仮設焼却施設の稼働状況はこちら
開閉所農林業系廃棄物減容化事業
福島県田村市と川内村にまたがる地域において、農林業系廃棄物減容化事業を進めることとなりました。
詳しくはこちら
安達地方における農林業系廃棄物等減容化事業
福島県二本松市において、農林業系廃棄物等減容化事業を進めることとなりました。
詳しくはこちら